2006年9月4日 ホームページ『「日の丸・君が代の強制」と闘う人たちと勝手に連帯するレジスタンスの会』からの引越し完了しました。
第748回 2007/03/10(土)

《滝村国家論より》:政治とは何か
(お休みです。)



今日の話題

浅野史郎さんの「都政運営の基本姿勢」

 残念ながら、マスゴミ(特にテレビ)に決定的な影響を受けて 投票する選挙民が過半数を占める。そういう意味では「そのまんま 東」というタレント性によって当選した東国原宮崎県知事のケースは、これも 既成政党に勝ったと手放しで評価すべき現象ではない。

 選挙では、豊富な選挙資金を持つ上にマスゴミを支配している ブルジョアの政治的代理人が圧倒的に強いのは当然だ。社会的不平等 という土俵の上で行われる選挙では真の民主主義は永久に実現できな い。国民は「主権在民」という幻想を信じ込んで、ブルジョア民主主 義によって巧妙に優しく支配されている。

 この「ブルジョア政治構造の根柢的止揚」には非暴力直接行動 が最強の武器である。私はここで「唯一最強の」と書こうとして ためらった。選挙もその一つの武器になると思ったからだ。

 選挙が「ブルジョア政治構造の根柢的止揚」のための武器となる のは選挙資金の多寡やマスゴミの影響が決定的な条件にならない 場合においてである。選挙民が左右の政治的イデオロギーから自立して、 日常的な生活体験・生活思想を根底とした判断をする場合である。 つまり日常的な生活体験に直接密着した区や市町村レヴェルの選挙 ではその可能性がおおいにある。上からの変革ではなく、逆に市町村→都道府県→国家という下からの 変革の可能性である。
 私は直接体験したものとして、 選挙について の(3)で取り上げた米軍機の夜間発着訓練をはね返した三宅島の島 民のパワーを思い出している。

 今回の都知事選に関する私の最大の関心事は沈タロウを葬れるか どうか、だ。葬れたとしても新知事が沈タロウと同じような右翼イ デオロギーの持ち主では何にもならない。チンタロウの右翼イデオ ロギーと真正面から対峙できる人でなければならない。

 沈タロウを葬って、まともな新知事が生まれたとき、いま坂を転げ るように進行している国政の反動化をも押し止め再逆転する契機にな るのではないかと期待している。

 思いがけずマクラが長くなってしまった。

 昨日、「浅野史郎さんのハートに火をつける会」あらため 「都民のハートに火をつける会」 主催の「浅野さんと都民が東京を 語る会」(おお、しんど!)に参加した。

 都知事候補に対する私の最大の関心事は「日の丸・君が代の強制」 に対する姿勢だ。しかし、「日の丸・君が代の強制」は深刻な問題だが、 問題はこれだけではない。この集会でさまざまな立場の人たちの さまざまな発言を聞いて、改めて沈タロウの悪政の傷跡の深刻さ 思い知らされたが、ここでは私の最大の関心事に対する浅野さんの 基本姿勢を確認しておくことにする。

 この集会後の記者会見 で、この問題についての質問があった。それに対して浅野さんは、 「法律で決められていることだし、私個人としては好きです。しかし だからといって従わなければ強制して懲罰するでは、学校はメチャク チャになってしまう。それとこれとは分けて考えなければ…」と答え ていた。

 たぶん、いずれ発表される正式のマニフェストには「日の丸・君が代」 には直接触れないだろう。しかし私は、浅野さんが知事になった場合、 もちろん強制はなくなるだろうし、予防訴訟判決に対する控訴は取り下 げるだろうと期待している。集会で配られた「出馬表明にあたって」 というパンフから関連部分を抜粋する。


東京都知事選挙出馬の理由」から
 三期12年宮城県知事を務め、「知事業は卒業」と考えていた私が、 今回の都知事選挙に立候補することを決意した最も大きな要因は、 東京だけでなく、全国各地の人たちから寄せられた「石原都政はも うたくさん」という悲鳴にも似た声です。社会的弱者に対する差 別発言、都政の私物化、公私混同、側近政治、 恐怖政治のような教育現場など、 石原都政がもたらした数々の問題点を指摘しながら、その変革を 必死になって願うメールや意見に接するうちに、誰かがこういった 都政を変革するために立ち上がらなければならないと思うようにな りました。


都政運営の基本姿勢」全文

1.東京から新しい風を起こす
 東京都政を転換することにより、この国の政治への不信感を払拭 する。それによって、閉塞感に風穴を開けて、生き生きとした日本 を蘇らせる。

 2.人と自然にやさしい首都を創る
 都政の手法として、強制、管理、抑圧といった側面を強調するよ うな手法とは決別する。社会的に弱い立場にある人たちが、生きや すい環境を作り出す。

3.透明性のある都政、風通しのよい都政にする
 情報公開こそ、都政を貫く基本姿勢であるべきもの。政策立案の 過程も外から見えるようにし、都民、職員が積極的に参加する形の 意思決定ができる体制に転換する。

4.納税者のお金を大切に使う
 都民から預かる税金について、都民にわかりやすい説明をしなが ら大切に使う。都民に説明がつかないようなお金の使い方はしない。

5.都民のために、誠心誠意、全力を尽くして働く都政を確立する
 都職員全員が、「公僕」の名に値する仕事ぶりになるよう徹底す る。それを率いる知事本人は、全身全霊で都政に情熱を傾ける。


政策の骨子」より
Ⅲ 東京の未来を切り開く

2.子どもが愛情に包まれて健やかに育つ東京へ
 のびのびと学べる学校環境をつくることが、いじめ、不登校、学 級崩壊を防ぐ道である。スクール・カウンセラーの小学校への配備、 少人数学級の導入、複数担任制度の導入を進め、フリースクールへ の支援を行う。自由な雰囲気が急速に消失しつつある現在の東京の 教育の現場に、再び、自由な、のびやかな空気を取り戻すことが、 個別のどんな施策よりも急務である。
 親の就労形態の多様化に対応して、保育サービスの多様化を図る。 地域や会社も含めた子育て支援ネットワーク、会社での育児休業制 度やデイケアの充実も図るべきである。


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 コメント
この記事へのコメント
初めまして^^
フラフラとネットサーフィンをしていたら
こちらに辿りつきました。

足跡カキコしていきますー

またご訪問させていただきます^^


2007/03/10(土) 17:14 | URL | ライターきっく #-[ 編集]
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