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2006年9月4日 ホームページ『「日の丸・君が代の強制」と闘う人たちと勝手に連帯するレジスタンスの会』からの引越し完了しました。
288 詩をどうぞ(19)
愚作2編
2005年6月1日(水)


 1991年に次のような文を書いていた。職場の仲間に配るつもりっだったようだが、 実際には配らなかったのではないか。怪しげな記憶がそういっている。
 当然のことながら、イシハラを尖兵とする今日の極右傾向は突然にやってきたのではない。やはり 長い過程がある。そして昭和天皇の死去がその傾向が大きくカーブする結節点だったので はないか。最後のカリスマ天皇の消滅が右翼保守層に大きな危機感を与え、明確なプログラム をもった具体的な政治的・社会的な行動を引き出した。今にして思えば、その結節点は1991年 だったかもしれない。



    右翼テロと自由民主党

 本島長崎市市長が右翼に狙撃たれた。激しい憤りとともに、この国の自由と 民主主義の底の浅さに情けない気持ちになる。自分の日常にも自由と民主にも とる言動がままあり、その底の浅さの責の一端は私にもある。
 しかし個人レベルの問題とは別に、自由と民主の成長を阻止し続けてきた 、自由と民主を標榜しているこの国の独裁党の政治姿勢が一番問われるべき だ。特にその文教政策は一貫して自由と民主を抑圧するものであった。また 最近の天皇の代替わりに関わる問題に対する政治姿勢も自由と民主の抑圧で はないか。
 自民党政府の教育支配のもくろみは遂に最終目標に達したようである。 自民党の意を受けて文部省は言う。学習指導要領に従わぬものは処罰すると 。ねらいは君が代・日の丸の強制だ。これを伝習館裁判の反動判決をもって 最高裁が追認する。この国には司法府はなく、立法府と行政府があるばかり だ。
 右翼はテロで脅して自分たちと異なる思想・信条を圧殺しようとする。 文部省は処罰をちらつかせて全ての教師に自民党の思想・信条に服従せよ という。直接処罰の対象とならないが、全ての生徒・父母にも服従を強い ていることになる。テロと処罰の違いはあっても、そのやり方と目的は同 じではないか。自民党政府にはこの度のテロ事件を非難する資格はないし、 東欧の民衆の自由と民主主義へのたたかいにエールを送る資格もない。

元旦にこんな詩を作った。

 日の出、いまだし 

 日出づる処の国では
 自由と民主の衣着て
 一党独裁半世紀
 自由と民主が
 民衆を威嚇する

  日出づる処の国は
  民主の国なれば
  世襲君主を寿ぎに寿ぐ歌を
  歌わぬものは 処罰

  日出づる処の国は
  自由の国なれば
  白地に赤く民の血染めてあゝ美しい
  旗掲げぬものは 処罰

 1990年
 日出づる処の国は
 万世一系の
 まことしやかな欺式の年で
 自由と民主は
 ますますよれるか
 まことの日の出は
 いまだはるか

 彼方の
 東欧の民衆の
 自由と民主へのたたかいが
 まぶしい
     (1991年)


 もう一編はつい3年前のもの。


メイモウの国 

ヤギがメイとなくと
ウシはモウとなく

首相がヤギで
首都の知事がウシで
ヤギとウシがメイモウと勇ましい

ためにヤギウシが急速に繁殖して
メイモウの唱和が喧しく

メイモウヒノマル
メイモウキミガヨ
メイモウヤスクニ

ちかごろヤギウシは
「手味噌正義」のブッシュに迷い込み
1938年のヤギウシに退化して
いよいよ威丈高だ
メイモウメイモウと踊りながら
先の大戦での膨大な死者たちに
無駄死を強いようとしている

が、ヤギウシはその迷妄に気づかない

          (2003年)




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