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2006年9月4日 ホームページ『「日の丸・君が代の強制」と闘う人たちと勝手に連帯するレジスタンスの会』からの引越し完了しました。
16. ちょっと寄り道、2題。
 2004年8月30日


(1)
 5月末ごろ、イラクからの自衛隊の撤退と憲法九条の改悪反対を新聞紙上で訴えようと、「市民意見広告運動」からお誘いの葉書を頂いた。ささやかながら一口乗せてもらったが、広告掲載紙が私の取っていない毎日新聞なので、すっかり忘れていた。
 十日ほど前、8月6日に予定通り、全面意見広告を掲載したという報告の葉書が届いた。実に配慮の行き届いた運動団体だと感じ入った。
 その葉書に、報告書と広告コピーを全国配送するための大作業に人手が欲しいとの訴えがあった。全員に配送するとは、私のように該当新聞を取っていないものには、これもとっても行き届いた配慮だと、またまた感じ入った。
 作業日は昨日29日、日曜日で何も予定がなかったので、カミさんと連れ立ってお手伝いに行ってきた。 20坪ほどの狭い事務所に80名ぐらいはいたろうか。雨が降っていて外は涼しいのに、作業所は人いきれで蒸し暑い。人一倍汗っかきの私には汗を流しながらの作業でした。
 参加者はほとんど50から80代で、若い人は事務を取り仕切っている方々だけ(この人たちも勿論、賃金なしの事務員)。若者が多いのではないかと予想していたのだが、見事に裏切られた。「おれの情勢判断は甘いなあ」とつくづく思った。中高年ががんばるほかないようだ。
 いや,これはちょっと早まった判断だ。急いで訂正しよう。若者が主体になっている運動もずいぶんたくさんあることを知って、感動したことがあるじゃないか。それぞれがそれぞれの場で、できることをやればよい。

 この「市民意見広告運動」の推進母体は「市民の意見30の会」と言う。恥ずかしながら、この市民運動の会を私は知らなかった。インターネットで調べたが、1987年から、息の長い活躍をしている。頼もしく信頼できる会であることを知った。



(2)
 繰り返しになるが、もう一度「バカ」の定義。
 噴飯ものの詭弁、権力を笠に着た傲慢な強弁、片頬を歪めてシニカルに冷笑している差別意識。それを恬として恥じない醜く歪んだ自分の心の形にまるで気づかず、自分を偉い人間だと思い込んでいるらしい者を、私は「バカ」と呼ぶ。権力や財力を笠に着た抑圧者を罵倒するのは、被抑圧者の権利であり義務であると、私は思っている。もっとも罵倒しているだけでは何も解決しないけどね。

「三バカ大将」というのは、「超バカ」に贈る称号のようなもので、何人いても「三バカ大将」。これでいいのだ、とバカボンのパパは言っている。
 そこで、石原・小泉・渡辺・三浦・江崎に続いて、6人目の「三バカ大将」の登場。

 一昨日の朝日新聞の1面トップ記事は「小学生 校内暴力1600件」だった。まず、トップ記事にするようなニュースかね、と思った。一面で報ずべき問題が山積してるのはずだ。
 つぎに、バカな政治家や有識者とやらがまたぞろ、ピンとはずれなコメントを出すんだろうなと思った。 今回の有識者コメントは「今回の結果だけで、小学生が凶暴化していると考えるのは早計で、さらに掘り下げて調べる必要がある。」(大学教授・森田洋司)と、ごくまっとうなものだった。他面の関連記事も同様な論旨で冷静なものだった。

 しかし、この記事で思い出したことがあった。

「教育基本法では個人の尊厳が強調されている。日教組の教育とあいまって、個人の尊厳が行き過ぎて教室破壊が起こり、生徒同士が殺し合いをする荒廃した状況になっている。」

 自民党国会議員・平沼赳夫の、小学6年生の少女による同級生殺人事件に対しての発言だ。もし上記の記事について平沼にコメントを求めたら、待ってましたとばかりに、ほとんど同じ発言になることだろう。
 人と人との関係はそれほど単純じゃないが、「個人の尊厳」の思想が遍く行き渡っていけば、人を陥れたり、傷つけたり、殺したりなどの事件が無くなっていくいうのが論理の筋だろう。それに、何が今さら「日教組」なのだ。日教組はもうとっくに、体制の補完物じゃないか。(これには多くの異論が予想されるが、私はそう認識している。)私には「日教組の教育」と言うのがどんな教育なのか、さっぱり分からない。そんなものあるのかね。

 まったく支離滅裂なこんな滅茶苦茶なことを恥も外聞もなく言ってのける破廉恥漢が得意顔にのさばっている。この男、前の経済産業大臣だそうだが、こういう単細胞が政治家の大半を占めている。あきれてあいた口が塞がらない。
 いや、あるいは私たちが考える以上に彼らはずる賢いのかも知れない。支離滅裂は承知の上で、計算ずくで発言しているのかもしれない。ただ単に「教育基本法」をくさすための発言なのだ。お粗末であっても「教育基本法」改悪の正当性の主張なのだろう。お粗末な耳目に入りやすい発言を繰り返しながら、同じく単細胞で権力に従順な草の根保守主義者を取り込んでいく。単細胞権力従順保守主義者にはいまだに「共産党」や「日教組」は脅威で、「共産党」や「日教組」に対する批判を盛り込んだ政治的言説には、無批判に条件反射的に取り込まれるほどに支配者の思想を刷り込まれている。自民党の支持基盤を維持する重要な一要素になっている。
 これも、「銀行型教育」の成果の一つだ。あれ? 本道に戻っちゃった。
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