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2006年9月4日 ホームページ『「日の丸・君が代の強制」と闘う人たちと勝手に連帯するレジスタンスの会』からの引越し完了しました。
76. 「平等について」
2004年10月29日


 天本英世さんの「日本人への遺言」から。

 『人間は、平等である。
子供でも知っていることだ。
小学生が、
「先生、人間はみんな平等ですか」
と、聞いたら、先生は、
「そうだよ」
と、答えるであろう。
「先生、では天皇陛下は一体何なのですか」
と、聞いたら、先生は言葉に窮してしまうだろう。
これはおかしなことである。
小学生でもわかる論理が、いい加減なままになっているのである。
人間は平等だと子供に教えている先生が、そして大人が、子供のこの簡単な質問に答え られないのだ。こんな国家は例がない。』



 もちろん人間は生まれながらにして、個的に不平等である。身体的・精神的・知的能力において 不平等である。
 だからこそ、それぞれの力を出し合って共生することが、全人類の重要な課題となる。 その課題は、だれもが抑圧せず抑圧されずに、自分の人生を十全に生きる権利を持つという理念に 由来する。その権利を持つ点において人間は平等である。だがその権利はいまだに充足されていない。 いないどころか、いまは、その権利はますます削り取られようとしている。

 もちろん人間は生まれながらにして、社会的に不平等である。有り余る財産と両親の手厚い保護 を受けながら支配階級を世襲する者から、生まれたときから財産も両親もなく、裸一貫で人生のス タートラインに立たなければならない者までいる。
 スタートラインは不平等であっても、自由が保障される点において平等であるべきだ。「自由」 は資本主義社会のトレードマークではなかったか。
 しかし現実は社会的地位や財産を持たないものの自由がますます侵害される方向に進んでいる。
 物質的な豊かさの面でも、持てるものと持たざるものの格差はますます広がっている。資本家 優遇の小泉ニセ改革がそれに拍車をかけている。

 憲法第18条「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。犯罪に因る処の場合を除いては、その意に 反する苦役に服されない。」

   いま多くの労働者は、毎日の糧を得るために、奴隷的な処遇を甘受しなければならない状況に 立たされている。
 「日の丸・君が代の強制」は、教師にとって精神上の奴隷的苦役だ。

 日本は世界に冠たる不平等・不自由国家である。その頂点に天皇がいる。
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 コメント
この記事へのコメント
日本が世界に冠たる不平等・不自由国家であることは明らかですし、天本さんの言っていることに大筋で異議があるわけではないのですが、「こんなの日本以外に例がない」というのは、民主主義が比較的浸透していて、比較的平等な社会とされるスウェーデンやデンマークなどに国王がいるという事実を踏まえたうえでの話なのかが気になります。簡単な質問に答えられないのは日本だけかもしれませんけど。
2009/07/08(水) 00:36 | URL | usop #-[ 編集]
1.自由とは、相手を束縛しないこと、相手の自由を奪わないことである.
2.平等とは、強い者が弱い者を助けることである.
従って、自由と平等に対して天皇の存在は直接は関係ありません.
2009/07/11(土) 21:24 | URL | ルミちゃん #SFo5/nok[ 編集]
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