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辺野古・高江リポート(2020年10月14日に掲載)

設計変更に意見書1万8000件

【5日】
米軍普天間飛行場の沖縄県名護市辺野古への移設に伴う新基地建設。
    同県本部町の本部塩川地区ではクレーンを使い、ダンプトラックから運搬船へ 土砂を積み替える様子が確認された。船は百三十三台分の土砂を積み、出港した。
    名護市辺野古のキャンプ・シュワプゲート前では、
    工事資材を積んだトラック百七十六台が基地内に入っていった。
    同市安和の琉球セメント桟橋前では土砂の搬出が続き、
    市民らがプラカードを掲げ抗議した。

【6日】
    米軍キャンプ・シュワブゲートでは工事車両百七十一台の出入りが確認された。
    ゲート前で三十五人の市民が抗議し、
    「辺野古に基地はいらない」などとシュプレヒコールを上げた。
    名護市安和の琉球セメント桟橋付近の海上では土砂の搬出作業が行われ、
    市民らがカヌーに乗って抗議した。
    本部町の本部港塩川地区では土砂の搬出作業は確認されなかった。

【7日】
    新基地建設に反対する市民らは米軍キャンプ・シュワブのゲート前に座り込み、
    資材搬入する工事車などに向けて抗議の声を上げた。
    約五十人が参加し、「違法工事やめろ」 「土砂投入は許さないぞ」と声を張り上げた。
    基地建設を監視する市民によると、
    辺野古崎南西側の海上に設置されている浮具(フロート)が一時的に陸に引き上げられていた。
    接近する台風14号の影響とみられる。

【9日】
    新基地建設に向けた沖縄防衛局の設計変更申請の内容について、
    県は県に寄せられた意見書が速報値で一万八千九百四件だったと発表した。
    二〇一三年に当初の埋め立て承認申請が公開された際の意見書数は約三千件。
    今回はその約六倍となった。

    県は九月八~二十八日の三週間、全文を公開し、
    県民ら利害関係者から意見書を募っていた。
    県内を中心に市民団体らが意見書提出を呼び掛ける集会を開くなどしていた。
    県外や国外からの意見書もあった。
    県は集まった意見書の内容を確認する作業に入る。
    その後、関係団体・機関の意見も照会する予定。
    新基地建設阻止を掲げる玉城デニー知事は承認申請に応じない構えだ。
                                              (琉球新報)
 
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