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2006年9月4日 ホームページ『「日の丸・君が代の強制」と闘う人たちと勝手に連帯するレジスタンスの会』からの引越し完了しました。
今日の話題3

   続「安倍政権6年間の悪行・愚行」(102)

  前回記事を更新したのは3月12日でした。その後、12日間もご無沙汰してしまいました。
  このところ、心に留まった新聞記事を取り上げてきたのですが、この12日間心に留まった記事が全くなかったのでした。
  ところが本日(3月24日)、心に留まった記事が2編ありました。それを転載することにします。

  3月10日の記事で東京新聞の【本音のコラム】に掲載された「斎藤美奈子さん・宮古あずさん・鎌田慧さん」のお三方の論説を転載させていただきましたが、本日(3月24日)の「本音のコラム」の鎌田慧さんの「アベコベ軽薄姑息うそつきカルト首相」の「悪行・愚行」を取り上げた「三つの家族」と題する論説にもろ手を挙げて賛同したのでした。それを転載させていただくことにしました。

三つの家族

   コロナウイルス感染に終息の見通しはない。放射能でさえ「アンダーコントロール」と嘯(うそぶ)き、東京五輪誘致の超能力首相も、ついにトランプ発言に追随して延期の弱音。

   季節は巡りてまた桜が咲いたとはいえ、一族郎党、後援会員最優先、国費で桜を見る会も中止。

   さらに追い打ちをかけているのは「最後は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ」との無念を書き残して自死した、近畿財務局職員の遺書。安倍昭恵首相夫人が名誉校長に就任していた「森友学園」問題。
   ベラボーな国有地九割引きの払い下げの事実が露見したあと、首相は「私や妻が関係しているということになれば、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということをはっきり申し上げておきたい」と大見得を切った。
   この依怙贔屓(えこひいき)の後始末が、財務省の文書の改竄(かいざん)と抹殺。その作業を実際にやらされた近畿財務局の赤木俊夫さん=当時(五四)の死に至る苦悩と恐怖の手記が、「週刊文春」に掲載された。
   《この問題が解決しないのは「(財務省幹部らが)国会等で真実に反する虚偽の答弁を貢いでいることが最大の原因でありますし、この対応に心身ともに痛み苦しんでいます」》

   繊細な良心は苦しみ命を絶った。森友学園の籠池夫妻は詐欺罪で長期勾留、刑事被告人。赤木夫妻は死別。当事者の首相夫妻は今日も首相夫妻のままだ。

   もう一つの記事はコラム欄「筆洗」に掲載された記事です。これは21日に93歳で亡くなられた宮城まり子さん(みやぎ・まりこ=「ねむの木学園」園長、歌手、本名本目真理子=ほんめ・まりこ)さんの死を悼む記事です。
   読んでいて私の目から涙がこぼれそうになりました。この感動を多くの方と共有したく、転載させていただくことにしました。

「やさしくしようね」から逃げなかった強い人

   レコード会社のごみ箱の中に歌詞が捨てられていた。それをたまたま見かけた女性が拾い上げ、読んだところ、かわいそうな戦災孤児の歌だった。
 ▼これをどうしても歌いたい。関係者にかけ合った。ヒットした「ガード下の靴みがき」(一九五五年)である。ごみ箱の曲を拾い育てた人が亡くなった。歌手で女優の宮城まり子さん。九十三歳。誰も気に留めなかった存在に手を差し伸べる。その後の生き方と重なる逸話かもしれぬ。
 ▼父親は生活の苦しいジャズマン。弟さんと二人でたいへんな苦労をして音楽の道に入った。戦後は巡業の日々だったそうだ。
 ▼からだの不自由な子どもたちの養護施設「ねむの木学園」を設立したのは障害者というだけで教育が受けられない当時の現実と自身が子ども時代に経験した悲しみがある。弟さんとこんな約束をしていたそうだ。「泣いている子にやさしくしようね」。それが学園となった。
 ▼当初は俳優の道楽と見られ、苦労の連続だった。汚物の付いた何十枚もの下着を素手で泣きながら洗った。干し終えたとたん、ロープが外れて全部落ちた。「神様、私はうそつきです。やさしくなんかありません」。逃げ出したくなる日もあったという。
 ▼子どもたちにはこう教え続けた。「やさしくね、やさしくね、やさしいことは強いのよ」。「やさしくしようね」から逃げなかった強い人が旅立った。

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