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2006年9月4日 ホームページ『「日の丸・君が代の強制」と闘う人たちと勝手に連帯するレジスタンスの会』からの引越し完了しました。
今日の話題3

   続「安倍政権6年間の悪行・愚行」(100)

   前回、最近現政権を鋭く批判している三編の「本音のコラム」の論説を転載することにして、そのうちの二編、鎌田慧さんの「亡国の内閣」と斎藤美奈子さんの「子どもの権利」を転載しました。
   もう一編は、宮古あずさん(看護師)の「専門家会議」という論説です。
   ところで、本日(3月10日)の「本音のコラム」に、鎌田慧さんの「惨事便乗型内閣」と題する論説が掲載されていました。
   今回は、予定していた宮古あずささんの論説と、新たに掲載された鎌田慧さんの論説を転載させていただくことにします。

【3月9日付の宮古あずささんの「本音のコラム」】

専門家会議

   新型コロナウイルヌ感染症対策専門家会議は感染症の専門家十二人で構成され、座長は国立感染症研究所所長の脇田隆字氏である。
   二月二十七日に安倍首相が行った全国一斉休校の要請は、この専門家会議に相談なく行われた。
   安倍首相も自らの政治的判断であると、この事実を認めている。

   一斉休校については、専門家会議のメンバーからも、
     「感染が起きていない地域で同じ対応をとることにどれほどの効果があるかはわからない」
     「根拠についてはもっと議論が必要」 などの問題が指摘されている。

   しかも、このような異論が後から出るのでは遅いのであって、正式な手順として、議論されるべきだった。
   専門家会議は、自分たちに諮られず重大な決定が行われたことについて、正式な抗議をしてほしい。

   免罪符として権力に使われたら、専門家ほど有害なものはない。
   専門家には、専門家としての良心を持ち、必要なときにはきちんと政府の方針にノーと言う。
   それが専門家の矜持ではないか。

   それにしても、科学的根拠なき号令を「政治判断」と胸を張る現政権の幼さには愕然とするばかりである。
   この乗りで緊急事態を宣言され、私権が制限されるのは恐ろしいことだ。

   独善を避けるための手順も踏まず、科学的根拠を軽んじる人間に、これ以上の権力を与えてはならない。
 

【3月10日付の鎌田慧さんの「本音のコラム」】

惨事便乗型内閣

   明日十一日はフクシマ事故から九年。
   十基の原発すべてが廃炉と決まったが収束にはほど遠い。
   被災住民の病死が続き、子どもたちの将来の健康も心配だ。
   避難者の生活再建は難しく、被曝労働者は発病の不安を抱えている。
   それでも政府は原発をやめようとしない。
   事故が起こったにしてもだれも責任を取るなどと考えていないからだ。

   二十日、東京・亀戸中央公園で予定していた「さようなら原発全国集会」と翌日の国際シンポジウム「東京五輪で消されゆく原発事故被害」は、痛恨の想いで中止にした。

   つまりはコロナウイルス拡大のためだが、放射能に無策の安倍内閣に対する抗議集会が、ウイルス防衛に失敗した、首相の「自粛要請」を受けた形で中止になるのは、いかにも悔しい。

   ナオミ・クライン著「ショック・ドクトリン」は、自然災害や戦争のショックに乗じて、大資本と右派政治家とが結託、「復興」や「再建」によって、膨大な利益を恣(ほしいまま)にする例を紹介している。
   翻訳者は言い得て妙というべきか「惨事便乗型資本主義」と訳した。

   水際の防疫に失敗して全校休校の強行。官房長官も文科相もアッと驚く暴政(非正規労働者の死活問題)だった。
   いま、どさくさまぎれに「緊急事態宣言」を伴う法律を強化しようとする。
   憲法改定の重要な柱「緊急事態条項」導入。油断も隙も内閣だ。

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