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今日の話題3

続「安倍政権6年間の悪行・愚行」(89)

   2020年2月4日付の記事で「辺野古・高江リポート」を転載して以来、辺野古問題からすっかり遠ざかってしまいましたが、辺野古関係の記事と「辺野古・高江リポート」がかなりたまりました。
   今回からしばらく「辺野古問題」をテーマにした記事を続けることにします。

   今回は2020年1月31日 に 【社会】面に掲載された記事と、2020年2月12日に掲載された「辺野古・高江リポート」を転載します。
【社会面の記事】

辺野古、米軍基準満たさず 滑走路の設計変更案


前文

   沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設で、防衛省の設計変更案が、米軍の滑走路の性能基準を満たしていないことが分かった。
   一兆円近い税金を投じて建設しても、性能の劣る基地になりかねない。防衛省は、より条件の甘い民間空港の国際基準を採用しており、建設推進のためハードルを下げた格好だ。 (中沢誠)

   新基地では、辺野古沿岸部を埋め立て、V字形に二本の滑走路を建設する。
   着工後、埋め立て予定海域に軟弱地盤が広がっていることが判明。
   地盤を固める改良工事を迫られ、防衛省は現在、当初の設計を見直している。

   防衛省は、地盤改良しても基地の供用開始後も沈下が続くと想定している。
   問題は、海底の地形が複雑なため、ふぞろいに地盤が沈下する「不同沈下」が予測されていることだ。

   防衛省が二〇一九年十二月に公表した設計変更案によると、滑走路の不同沈下は、供用開始後二十年で最大十二センチと試算している。
   航空機が離着陸する滑走路は、平坦(へいたん)であることが必須の条件だ。
   防衛省が準拠したのは、国際民間航空機関(ICAO)の基準。
   設計変更案では、供用開始から二十年間に北側滑走路は二回、南側滑走路は四回補修すれば、不同沈下があっても「長さ四十五メートルにつき縦断面の高低差が三センチ未満」というICAOの平坦さの基準を満たせるとしている。
   ところが、米軍には飛行場の設計基準があり、日本国内の米軍施設も適用される。
   米軍の基準では、離着陸に重要な滑走路の端から三百メートル未満までの路面の平坦さについて、「勾配に変化がないこと」と定め、一切の路面の起伏を認めていない。

   防衛省は、供用開始一年目で、滑走路の端から三百メートル未満の路面でも不同沈下が起きると試算している。
   米軍基準並みの平坦さを保つには、より小まめな補修が必要となり、その分、維持費がかさむことになる。

   二十九日の沖縄基地問題の野党会合で、伊波洋一参院議員は「米軍基準をクリアしないからICAOの基準を使ったのでは」と防衛省の対応を追及した。
   防衛省整備計画局は、本紙の取材に「米軍と調整の上、ICAOの指針に準拠し設計することとした」と回答。
   在日米海兵隊は「特にコメントすることはない」とした。
   防衛省の変更案では、工期が倍の十六年、費用は当初計画から三倍近い九千三百億円と見込む。 
   将来の維持費は明らかにしていない。河野太郎防衛相は一九年十二月、有識者の了承が得られたとして変更案に沿って工事を進めることを表明した。


辺野古・高江リポート

海上から「基地いらぬ」

 【3日】
    米軍普天間飛行場の移設に伴う沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は、埋め立て工事に使用する土砂の搬入作業を進めた。
    本部町塩川地区では午前、埋め立てに反対する市民ら約三十人が抗議の声を上げる中、ダンプカー七十五台分の土砂が作業船に積み込まれた。
   名儀市安和でも市民らがゲート前で抗議した。
   同市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では資材を積んだ工事車両計二百七台が三回に分けて基地内に入った。

 【5日】
    沖縄防衛局は、埋め立て工事のための土砂搬入作業を続けた。
    本部町塩川地区では午前、埋め立てに反対する市民ら約十人が「基地はいらない」などと抗議の声を上げた。
    名護市安和の琉球セメント前では市民ら約五十人が「赤土入れるな」などと書かれたプラカードを掲げたり、歌を歌ったりして抗議の意を示した。
    海上ではカヌー十一艇とゴムボート一隻が運搬船付近で抗議した。
    嘉手納町から抗議行動に参加した比嘉幸次郎さん(八〇)は「沖縄だけに基地が集中しているのは問題だ。そもそも、もし辺野古に基地を造っても本当に普天間は返ってくるのか。嘉手納にも普天間にも辺野古にも基地はいらない」と訴えた。

 【6日】
    沖縄防衛局は、海上からの土砂搬入作業を進めた。
    午前にK9護岸に接岸した土砂運搬船からダンプに土砂を積み替える作業が確認された。
    移設に反対する市民らはカヌー四艇で同護岸付近のフロートを越えて、土砂搬入に抗議したが海上保安官によって排除された。

 【7日】
    沖縄防衛局は、名護市安和の琉球セメント桟橋と本部港塩川地区で土砂の搬入作業を進めた。
    桟橋前では工事に反米する市民ら約十五人が集まり抗議の声を上げた。
    土砂を積んだトラックは次々と構内に入り、仮置き場には辺野古の海に投入される赤茶色の土砂が山積みにされた。

           (琉球新報の記事を転載しています)

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