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今日の話題3

続「安倍政権6年間の悪行・愚行」(29)

 前回、東京新聞の辺野古問題を取り上げた社説と『辺野古・高江リポート』を転載しましたが、なんと、その丁度一週間後(2019年7月25日)の昨日の東京新聞の社説が再び辺野古問題を取り上げました。
 今回社説のテーマは沖縄県と アベコベ軽薄姑息うそつきカルト政権との法廷闘争です。最近の政治がらみの裁判では三権分立が絵に描いた餅のような判決が続いていますが、この問題にも鋭い批判を展開しています。
 ということで、今回もこの社説と最新の『辺野古・高江リポート』(2019年7月24日掲載)を転載することにしました。
【社説】

辺野古訴訟 民主主義に則る判断を

  日本の民主主義は機能しているか。再び法廷での争いが始まる。
  辺野古新基地建設を巡り、沖縄県が国を相手取って新たな訴訟を起こした。裁判所は民意の在りかを公正に見極め、判断してほしい。
  辺野古問題で県と国の対立が法廷に持ち込まれるのは七件目。 今回は、県による辺野古埋め立て承認撤回を石井啓一国土交通相が無効にしたのは違法だとして十七日、県が福岡高裁那覇支部に国交相の決定取り消しを求め提訴した。
  埋め立て承認の撤回は、国が進める新基地工事に約束違反があることなどを理由に行われた。だが国は違反を認めず、行政不服審査法に基づき防衛省沖縄防衛局が国交相に撤回の無効化を申し立て国交相もその通り決定した。これにより国は昨年十二月、沿岸への土砂投入を始めた。

   県側の主張は主に二点。
(1)行政不服審査法は国民の権利救済のためにあり防衛局は審査を申し立てられない
(2)同じ政府の一員の国交相は中立性、公平性の上から申し立てを判断する立場にない-。
   国の自作自演的な手続きには、行政法研究者の有志一同も「違法行為」と批判する声明を出している。
   県の主張はもっともだろう。

   県は提訴に先立ち、総務省の第三者機関・国地方係争処理委員会に審査申請したが、委員会は
  「海の埋め立ては民間業者も行う事業であるから私人と同じ立場になり得る」
   などの国の言い分を追認。申請は審査対象外だと却下した。
   軍事施設建設が民間事業と同列であるはずがない。こんな論理がまかり通ると、国の事業に自治体は異議を唱えられなくなり、地方自治は危機に瀕(ひん)する。

   県は今回の訴訟と並び月内にも行政事件訴訟法に基づき、同様に国交相の決定取り消しを求める抗告訴訟を那覇地裁に起こす方針。
  二つの訴訟で最終的に裁かれるべきは、新基地建設が民主主義に則(のっと)り行われているかどうかだ。
  沖縄では昨秋以降、知事選から二十一日の参院選まで連続四回の投票で、県民が辺野古反対の意思を示した。にもかかわらず、国は埋め立てをやめない。

  前例のない軟弱地盤改良が待ち受け、全体の工費、工期も分からない不透明な工事である。
  翁長前県政時代から争われた過去の訴訟では、裁判所は民意に明確な評価を下さず、県側敗訴が続いた。
  が、今後の展開は異なる可能性がある。国もあらためて確定的となった沖縄の民意を尊重し、提訴を謙虚に受け止めるべきだ。


『辺野古・高江リポート』

土砂運搬船 出港に「NO」

【16日】
   米軍普天間飛行場の移設に伴う沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は、同市安和の琉球セメントの敷地内にトラック六百六十八台の土砂を運び入れた。
   琉球セメントの桟橋では停泊する土砂運搬船周辺で、市民らがカヌー十隻とボート一隻で抗議活動を展開し、最大二時間近く船の出港を遅らせていた。
   琉球セメントの敷地では午前七時すぎから作業が始まり、一隻の土砂運搬船は同八時二十五分ごろ出港した。
   市民らは海上で午前九時半ごろから抗議活動を展開した。
   市民らによると、桟橋には土砂運搬船が四隻接岸したが、ベルトコンベヤーが一時間以上止まる様子も確認され、一隻は土砂をほとんど積み込まないまま出港した。
   同日、運搬船にはトラック四百六十六台分の土砂が積み込まれた。

   一方、名護市辺野古の米車キャンプ・シュワブのゲート前では車両が三回にわたって土砂や資材を運び込んだ。
   市民らによると、百二十台の車両が基地内に入った。多くが生コンクリートを積んだ車両だった。
【17日】
   防衛局は琉球セメント桟橋を使用し土砂の搬出を続けた。この日は大型車五百一台分の土砂が敷地内に運び込まれ、同日午前で運搬船二隻が出港した。
   市民らによると、土砂の積み込み作業は同日午前七時五十五分ごろから始まり、午前八時十五分に一隻目の運搬船が離岸した。
   桟橋周辺の海上では、市民らがカヌー十艇で抗議し、 運搬船の出港を少なくとも1時間以上遅らせた。
【18日】
   沖縄防衛局は台風5号の影響で辺野古崎沖に白波が上がる中、N5護岸付近で袋に入った根固め材をトラックで運び込み、護岸を強固にする作業を進めた。
   ゲート前では基地建設に反対する市民が集まり、資材の搬入を止めるため座り込んだ。
   時折、台風による強い風と雨が抗議の声をかき消す場面もあったが、風雨にめげず工事反対を訴えた。
        (琉球新報の記事を転載しています)

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