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今日の話題3

続「安倍政権6年間の悪行・愚行」(28)

   東京新聞(2019年7月19日付)が社説で沖縄の基地問題を取り上げました。私の記憶では社説で沖縄問題を取り上げたのはこれが初めてではないでしょうか。私はこの社説の論調に拍手を送ります。
   ということで、今回はこの社説と最新の『辺野古・高江リポート(2019/7/17掲載)』を転載することにしました。

【社説】

<’19参院選>沖縄の基地 負担の公平を考えねば

   全国の一人区で激突する自民党と四野党。対立軸の一つが、沖縄県の米軍普天間飛行場返還に伴う辺野古新基地建設の是非だ。

   立憲民主、国民民主、共産、社民各党は五月、民間の「市民連合」との政策協議で「新基地建設の中止」で合意し、各党が参院選公約に掲げた。
   一方、自民党は辺野古への移設を「着実に進める」と強調。公明党は辺野古に直接触れていないが「国の安保、防衛政策を基本的に推進していく立場」(山口那津男代表)だ。
   四野党が辺野古問題で足並みをそろえたのは、国が昨年十二月、沿岸への土砂投入に踏み切り、ことし二月の県民投票で反対票が七割超を占めたにもかかわらず、埋め立てを続けていることに全国の関心が集まった影響が大きい。

   しかし、各党党首らの論戦では社会保障や財政政策に並ぶ大きな争点となっていないのが残念だ。
   安倍晋三首相は街頭演説でほとんど触れず、沖縄県選挙区(改選一)では、自民党の新人候補が辺野古移設への賛否を明らかにしていない。あえて争点をぼかそうというのなら看過できない。

   沖縄に限らず全国の有権者は、今回の参院選を、日米安保を巡る負担や防衛政策と地方との関係を見直す機会にしてほしい。
   トランプ米大統領から「不公平」と言われる日米安保条約だが、日本国民は今や約八割が日米安保体制を支持している。
   ただ、安保の「最前線」である米軍基地が沖縄に集中する中、本土側は騒音や事件事故の不安など沖縄の負担に無関心なまま、安保の恩恵のみを得ている状況ではないか。この先も安保の維持を望むなら負担の公平を考えるべきだ。
   辺野古問題でいえば、普天間の代替施設が真に必要か、本土または国外への移設が可能か、国民的議論で考え直す必要があろう。上陸部隊の海兵隊を沖縄に置き続ける意味があるのか、地域情勢の変化も考慮する必要がある。

   辺野古新基地建設では、閣内の手続きによって県の埋め立て承認撤回を無効にしたり、県の許可なく護岸の構造を変えて埋め立て土砂を陸揚げしたりと、法治原理を自ら蔑(ないがし)ろにする国の強引な手法が目につく。

   沖縄以外にも秋田県では、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」整備に関して不誠実極まりない住民対応が露見した。地方軽視の防衛政策は厳しく問われねばならない。

【辺野古・高江リポート】

「人の心も埋め立てている」

 【8日】
 米軍普天間飛行場移設に伴う沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は、米軍キャンプ・シュワブ沿岸部の埋め立て工事を続けた。K8、K9護岸の二ヵ所から土砂を陸揚げした。那覇市出身の音楽家、ホプキンソン・上原江吏子さん(五八)はアイルランドから家族四人で辺野古新基地建設の抗議現場を訪れた。上原さんは「日本政府は強権的だ」と憤った。二人の娘キーザァ茉莉子さん(二二)とヘイゼル久野真さん(一八)は「ひどいことが行われている」「異様に感じる」と辺野古の海を眺めながら語った。
 【11日】
    沖縄防衛局は、大浦湾側にあるK9護岸で埋め立て用土砂の積み替え作業を続けた。
    この日は工事場近くの海上でウミガメが泳ぐ姿やアジサシの群れも確認された。
 【12日】
    辺野古新基地間題について沖縄の声を政府に届ける「風車の便り~戦場ぬ止み音楽祭2019」が十三日に開催されるのに先立ち、出演者らが米軍キャンプ・シュワブのゲート前に足を運んだ。渋ざ知らズオーケストラの有志や劇団「さすらい姉妹」のメンバーらが、演奏をしながらゲート周辺を練り歩いたり、芝居を披露したりした。
   劇団で演出などを担う翠羅臼(すいらうす)さんは、政府の埋め立て強行に「沖縄の人の心も埋め立てている」と語った。
 【13日】
    キャンプ・シュワプのゲート前で工事に反対をする人たちが抗議集会を開き、東京都の甲野真貴子さん(故人)の短歌を記した看板が掲げられた。甲野さんの夫が五月に辺野古を訪れ、遺産の一部を抗議活動のカンパに寄付し、短歌を届けた。甲野さんがつづった
   「香を放つ月桃の葉よ 茂りゆき 辺野古をおほふ、邪払え」
という歌を、辺野古区在住の金城武政さんが看板に刻んだ。金城さんは
   「寄り添ってくれた思いを倍にして返さないといけないという気持ちで、本人筆致を生かして作った」
と語った。
              (琉球新報の記事を転載しています)

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