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今日の話題3

続「安倍政権6年間の悪行・愚行」(18)

     安倍政権は辺野古での「悪行・愚行」以外の更にとんでもない「悪行・愚行」を続けて行ってきたので、それらを取り上げてきました。そのため、4月22日以降「辺野古問題」を取り上げることが出来ませんでしたが、久しぶりに今回から「辺野古問題」に戻ることにしました。

   まずは東京新聞(5月6日付)の記事を転載します。

辺野古に土砂投入後、ジュゴン食べ跡ゼロに

防衛省、工事の影響否定

前書き
   沖縄県名護市辺野古での米軍新基地建設を巡り、政府が沿岸部に土砂投入を始めた2018年12月以降、付近の海域で見つかっていた海草藻場でのジュゴンの食べ跡が確認されていないことが、防衛省への取材で分かった。
   沖縄本島周辺では三頭の存在が確認されていたが、今年3月中旬、辺野古と反対側の本島西海岸にある今帰仁(なきじん)村の漁港に一頭が死骸で漂着。残る二頭も最近は確認されていない。環境団体は新基地建設との関連性を指摘している。(山口哲人)
   (記事の最後にジュゴンについての説明文が記載されているので、それをここに転載しておきます。
    ジュゴン
   国の天然記念物で絶滅危惧種の哺乳類。西太平洋からインド洋の沿岸にかけて広く分布し、沖縄では海の神とあがめられていた。人魚のモデルともされる。成獣で体長2~3㍍、体重250~400㌔㌘程度に成長し、寿命は70歳くらい。エサは海草。

   防衛省は毎月、辺野古周辺の複数箇所の藻場で、海草の食べ跡を観察する潜水調査を実施。17年以降は毎月10~70本程度の食べ跡が見つかっていた。
   政府が護岸の新設など土砂投入に向けた工事に取り掛かった18年11月の食べ跡は17本で、前年同月からほぼ半減した。

   政府は12月14日に土砂投入を開始。直前の同月6~9日の調査から今年3月調査まで、一本の食べ跡も確認されていない。
   防衛省報道室は本紙の取材に、18年11月調査以降にジュゴンの食べ跡が確認されないことについて
    「埋め立て工事前からジュゴンは藻場を利用しなくなっており、工事の影響とは考えていない」と土砂投入との因果関係を否定した。

   防衛省が本島北部の複数箇所に設けた録音装置による調査では、18年11月17日を最後に、海中でのジュゴンの「鳴き音」は検出されていない。ヘリコプターによる上空からの目視調査では、辺野古周辺でジュゴンの姿が確認できたのは18年9月が最後。
   環境団体「ジュゴンネットワーク沖縄」の細川太郎事務局長は
「土砂投入は直接的な原因ではないかもしれないが、護岸工事や作業船などの往来による騒音や振動にジュゴンが耐えき れなくなり、生息域を奪われたのは明らかだ」 と指摘する。

    死骸で見つかった一頭は今帰仁村で冷凍保存しており、今後解剖して死因を調べる。玉城(たまきデニー)県知事は今年3月、安倍晋三首相と官邸で会談した際「死因を究明する意味でも土砂投入をやめ、話し合いの時間をつくってほしい」と訴えたが、政府は土砂投入を続けている。

   上の記事の掲載日と同じ日の「社説」が、安倍政権は辺野古以外の沖縄の市や島々にも「悪行・愚行」の触手を伸ばしていることを報道しています。続けてそれを転載します。

陸自離島配備 住民の理解なしでは

   南西諸島への陸上自衛隊配備を巡り、防衛省による不誠実な住民対応が目立つ。配備は中国の海洋進出への対抗策というが、住民の安心をないがしろにして、地域の平和を守るといえるのだろうか。

   防衛省への住民の不信が噴出しているのが、沖縄県宮古島市だ。
   3月下旬、陸自駐屯地が開設され約380人の警備隊が発足した。ところがないはずの弾薬庫が敷地内に造られ多目的誘導弾(ミサイル)や迫撃砲が搬入されていたことが判明した。弾薬保管なしを条件に、反対から容認に転じた周辺住民にとっては「だまし討ち」だろう。
   4月、隊旗授与式に訪れた岩屋毅防衛相は「説明不十分だった」と謝罪。陸自は誘導弾などを島外に搬出した。
   駐屯地には来年以降ミサイル部隊も加わる。同部隊のミサイルなども含め、島内の別の地区に造る弾薬庫が完成次第集約する計画だが、その現地でも地区が弾薬庫整備に反対している。
   防衛省は住民軽視を猛省し抜本的に対応を見直さねばならない。

    沖縄県石垣市では、島の中央部に地対艦・地対空誘導弾部隊など500~600人の駐屯地を設けるための用地造成が3月に始まった。地元四地区が、軍事標的化や希少動植物の生態系への影響を懸念し反対する中での着工だ。住民側は、4月以降なら義務付けられる環境影響評価を避けるため着工を急いだのではとも指摘している。
  事実上容認の姿勢だった中山義隆市長は三選後の昨年7月、受け入れを正式表明した。しかし、反発する住民は民意は定かではないとし、有権者の4割の署名を集めて住民投票を請求。投票実施のための条例案は今年2月の市議会で賛否同数の末、議長裁決で否決されるも、際どい結果に論争は収まらない。市側はもう一度慎重に住民の意思を見極める必要がある。

   政府は2013年の防衛大綱で南西地域の防衛体制強化を打ち出し、沖縄本島のみの配備だった陸自を他の沖縄三島と鹿児島県奄美大島へ展開する方針を決めた。ただ、離島を結ぶ軍事拠点化が地域の安全保障に役立つのか。
   沖縄では中国人観光客の増加が著しい。政治的にも日中関係は改善の兆しが見える。そんな一帯の融和感に水を差すことにならないか。冷戦終結で北方対処の任を終えた陸自が、組織維持のため南西地域に役割を求めたとも読める状況である。何より、狭い島内での自衛隊活動は住民の理解抜きに成り立たないと心得るべきだ。

   4月22日の続「安倍政権6年間の悪行・愚行」(7) で転載した「辺野古・高江リポート」の続編が5編あります。その中の1編を転載します。(残りは次回で)

  「辺野古・高江リポ-ト(2019・5・14)」

「ひとかきの土砂、生物埋める」

【7日】
  大型連休が明け、沖縄防衛局は沖縄県名護市辺野古の沿岸部の埋め立てに向けた土砂投入を再開した。沿岸部でトラックとブルドーザーが土砂を投入する様子が確認されたほか、防衛局は別の土砂を大型運搬船三隻で大浦湾に運んだ。
  反対する市民団体は小型船2隻とカヌ19艇を出して抗議した。カヌーをこいでいた7人が海上保安庁に強制的に排除されて1時間余、拘束された。
【9日】
  沖縄防衛局は大浦湾のK9護岸で埋め立てを進めた。
  護岸前ではカヌーに乗った市民がフロートを乗り越え「ちゅら海守ろう」と書かれたプラカードを掲げた。
  抗議船に乗った名護市の中原貴久子さん(59)は
   「重機のひとかきひとかきの土砂が日々、辺野古の生き物たちを埋めている。砕石投下の音が大浦湾からジュゴンを追い出した。かけがえのない海を守れ」 と憤りをあらわにした。
【10日】
  沖縄防衛局は辺野古漁港に近い「埋め立て区域2」で埋め立て作業を続けた。
  米軍キャンプ・シユワブのゲート前には新基地建設に反対する市民ら約20人が集まった。市民らはゲート前で座り込んだり、練り歩いたりして工事の中止を訴えたが、機動隊に排除された。
【11日】
  辺野古の新基地建設に反対する「県民大行動」が、シュワブのゲート前テントであった。県内外から500人以上が参加した。
  海上では、K1護岸やN5護岸で作業する工事車両が確認された。船舶による土砂の搬入やK8護岸で汚濁防止幕の設置があった。

  4月の衆院沖縄区補選で新基地建設に反対の立場を示して当選した屋良朝博衆院議員は「(所属する)国民民主党には考えが違う人がたくさんい る。説明して一つ一つ乗り越える」。
 渡嘉敷綏秀(すいしゅう)さん(68)=那覇市=は「県民の思いを示しても政権は、工事を止めない。諦めずに一つ一つの選挙を勝ち取り、行動することでより強く訴えていきたい」。
と話した。
      (琉球新報の記事を転載しています)

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