2006年9月4日 ホームページ『「日の丸・君が代の強制」と闘う人たちと勝手に連帯するレジスタンスの会』からの引越し完了しました。
危うい 今日の日本のファシズム
国民はファシストを望むのか(1)
今回は〈記事2〉『国民はファシストを望むのか 令和で民主主義は消滅の危機』を取り上げます。
この記事は、まず「我が内なるファシズム」で取り上げた〈記事1〉の片山杜秀さんの談話の一部分を引用して論考を始めています。この部分を<前書き>として、以下の本文を転載していくことにします。
(管理人注:上に出てきたサンダースについて補足します。)
このアメリカの政治家はこれまでに何度か取り上げていますが、一番詳しいのは「《米国の属国・日本》(23)」です。 そこからここで参考となる部分を転載しておきます。
デモンストレーションをはじめとする大衆の行動が政治を直接に変えることは稀です。しかしそれは、社会を変えるための重要な震源地になるのです。近年の例を挙げれば、2011年の秋にアメリカで起ったオキユパイ・ウォールストリート運動がそうでした。参加者たちは、「99%と1%」というスローガンを掲げ、新自由主義を、カジノ化した金融資本主義を、激しい格差社会を批判しました。それによって、何か変わったのか。もちろん何も変わりません。ウォールストリートの住人は、抗議運動に直面したら行動様式をガラッと変えるような人々ではない。では、何の成果もなかったのかといえば、まったくそんなことはありません。
オキュパイ運動に参加した人々は、いまバーニー・サンダース氏の大統領選挙キャンペーンの主力となって活動しています。社会主義者を名乗り、政治革命の実行を宣言するサンダース氏が、特に若年層からの支持を集め、有力な大統領候補となっていることには驚きましたが、この躍進を支えているのがオキュパイ運動の経験者たちなのです。
『令和で民主主義は消滅の危機』に戻りますが、長くなりますので次回に。
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