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2006年9月4日 ホームページ『「日の丸・君が代の強制」と闘う人たちと勝手に連帯するレジスタンスの会』からの引越し完了しました。
今日の話題3

続「安倍政権6年間の悪行・愚行」(11)

   前回の《引き継がれた「負の遺産」》の続きです。

引き継がれた「負の遺産」

【安保法制】の矛盾 形骸化した専守防衛
     平成は日本が戦争に巻き込まれなかったが、転機は元年にあった。
     1989年末、米ソが冷戦の終結を宣言し、日米安全保障体制の前提であるソ連の脅威が去った。
    「この時点で、日本には二つの道があった」と軍事ジャーナリストの前田哲男氏は振り返る。
      憲法の前文と九条の理念・平和主義を発展させる道と、そのまま安保体制を継続させる道だ。

      日本は後者を選び、敵をソ連から北朝鮮と中国に再設定し、97年の日米防衛協力指針で朝鮮半島有事を念頭に置いた。2015年に指針は改定され、安保法制が成立。離島防衛をうたい、中国をけん制した。
     米国との一体化も進んだ。昨年末に閣議決定した「防衛計画の大綱」と「中期防衛力整備計画」で、護衛艦「いずも」を改修して事実上の空母とし、米国製ステルス戦闘機の発着を可能にする方針を示した。

    「既に憲法前文と九条に実質的な規範力はない。一方で、国民の多数が共有する自衛隊のイメージはいまだに専守防衛だ。そんな矛盾をはらんだまま、自衛隊の行動領域が広がっている」
と懸念する前田氏。令和の時代に日本が戦渦に巻き込まれても不思議はない。前田氏は訴える。
    「どんな組織がどの範囲の任務を行い、そのために必要な装備は何か。新時代、野党はそうした「専守防衛」を具体化する議論を護憲の立場から再定義し、国民に示す必要がある」

【戦争責任】 被害者団体の理解を得よ
      昭和の戦争における日本の加害責任は、平成でも解決しなかった。旧日本軍による慰安婦問題の責任を認めた1993年の河野談話や、植民地支配への謝罪と反省を表明した95年の村山談話を経て、日韓関係は雪解けに向かうかに見えた。しかし、慰安婦問題を「最終的かつ不可逆的な解決」とした2015年の日韓合意を機に両国民間の感情は悪化。徴用工問題でも、日本企業を相手に提訴が相次いでいる。

     日本政府は、これらを「解決済み」とする立場をとり続けるが、前田朗・東京造形大教授(戦争犯罪論)は
    「国際人権法に照せば、人権問題の解決には当事国だけではなく、被害者の立場を尊重し、被害者が受け入れることのできる解決を模索する姿勢が不可欠だ。国家間で手続きを進め、既成事実として押し通す手順では国際社会の理解を得られない」と話す。
     前田教授は、ナチス政権下の迫害をめぐり、戦後のドイツ政府はユダヤ人団体やポーランドの被害者団体と協議しながら補償を進めてきたことを挙げる。
「日本も韓国の被害者団体の理解を得つつ救済立法を議論することが必要だ」

 【沖縄基地問題】 「ノー」民意を踏みにじる政権
     政府が名護市辺野古沖で強行する米軍新基地建設は物心両面で負の遣産だ。移設反対を掲げた玉城デニー知事の当選、辺野古沿岸埋め立てへの反対票が七割を超えた県民投票、衆院補選で移設反対を掲げた候補の当選で示された「ノー」の民意を踏みにじりつつ、青い海の埋め立ては続く。
      「『辺野古』県民投票の会」代表の元山仁十郎氏は「元号が変わるのは、自分にとって誕生日や元旦が来る程度の意味合い」と話し、沖縄に向けられる目に「『上が決めたことに従えばよいのになぜ逆らうのか』という意識を感じる」と語る。

「その意識は、開戦に向かったかつての日本の姿と同じではないのか。上に従っていれば社会が良くなる、なんてことはない。自分たちが主体的にどんな価値観を選び取るのかが今、問われている」

  ◇

      こうして見てみると、さまざまな局面で弱者への思いやりの欠如が目立つ。 前出の浜教授は言う。
     「豊かさの中の貧困には、金持ちや大企業から高い税金をとって弱者救済に充てて対処するものだ。だが、安倍政権にその気がない。彼は強い者をより強くすることが大事。弱者救済の発想がない」
     と断じた上で、こう切り捨てる。
    「政策を私物化する安倍政権こそ、平成最大の負の遺産だ」


デスクメモ

   「うその横行」も平成の巨大な負の遺産だ。無理もない、時の総理大臣が「息をするようにうそをつく」のだから。
しかし、なお悪いのは「それを見ながら、何もしない」ことだ嘘を暴くのを断念すれば結局、うそつきを利する。
今日は真実追求への強い意思を再確認したい。(典) 2019・5・1


                                   、  
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