2006年9月4日 ホームページ『「日の丸・君が代の強制」と闘う人たちと勝手に連帯するレジスタンスの会』からの引越し完了しました。
永遠の不服従のために(7)

ポチ・コイズミの悪政(2)

 ポチ・コイズミの悪政の中でも最もあくどいのはブッシュのイラク侵略戦争に手を貸した自衛隊の派遣だろう。私のブログでもこの問題を多く取り上げてきた。その中から、「URUK NEWS イラク情勢ニュース」というサイトから配信を受けていたメールを全文転載した『今日の話題「戦争犯罪人ブッシュが残した惨禍」』を紹介しておこう。イラク侵略戦争を強引に進める為にブッシュが挙げた理由が全てでっちあげであることや、この悪事により殺された人たちの膨大な数なども書かれている。

 ふと、このお世話になったサイト「URUK NEWS イラク情勢ニュース」さんはどうなっているのかなと思って調べてみたら、なんと、現在も精力的に活動している。紹介しておこう。
d bgcolor="yellow">『イラク戦争の真実』

 さて、イラク侵略戦争は2003年3月20日に開始された。当然のこと、2002年に出版された『不服従』にはそれに関連した記事はない。しかし、「永遠の不服従のために(1)」で紹介したその後の著作には全てイラク問題が取り上げられている。特に『抗暴』の最初の「1・2・3」章はイラク侵略戦争を論じている。最後の「3」は「いま、抗暴のときに」という書名と同じ表題になっている。この章(以下、3章と略記する)を読んでいくことにする。

 が、その前に一つ触れておきたいことがある。私は「抗暴」という熟語に初めて出会ったとき、使われている漢字からおおよその意味は予想できたが、辞書を調べてみた。国語辞典にも漢和字典にもなかった。辺見さんは「3章」の枕として、『中日大辭典』(増訂第二版)からその意味を転載している(発音記号は表示できないので読み方をカタカナで表示しる)
〔抗暴〕(カンバオ) 反動的暴力に抵抗し反撃する
念のため手元にある「中日辞典」(小学館)で調べてみたら「抗暴闘争」という熟語も掲載されていて、その意味は「圧政に対する闘争」となっていた。「反動的暴力=圧政」と考えてよいだろう。「3章」の本文中で、辺見さんはこの言葉を用いるモチーフを次のように述べている。

『この言葉は国家暴力に対する熾烈な抵抗の経験を欠くこの国の辞書にはない。単に心のなかで暴力を忌み嫌うということではない。抗暴は意思的な抵抗であり、反撃である。私かそれを好もうが嫌おうが、心優しい反戦パレードの季節をひとしきりへてから、厳しい抗暴の時代がこの国にもきっとやってくるにちがいない。おぼろないまの風景と人の真意はそのときはじめてはっきりとするはずである。』

 私はアメリカ合衆国を「ならずもの国家」と呼んでいる。私は『マスコミに載らない海外記事』を愛読しているが先日(4月16日)の記事『低能連中の政府』がアメリカのならずものぶりを克明に暴いている。その出だしの文を転載しておこう。
『アメリカ人であることが、ばつの悪いことになってしまった。アメリカには連続4人の戦犯大統領がいる。クリントンは、1995年と1999年、NATOに旧ユーゴスラビアを爆撃するよう二度命じ、二度セルビアに軍事攻撃をしかけたので、ビルの戦争犯罪は二件だ。ジョージ・W・ブッシュは、アフガニスタンとイラクに侵略し、パキスタンの県とイエメンを空爆した。ブッシュは戦争犯罪を4つおかしているわけだ。オバマはリビアを破壊するのにNATOを利用し、シリアを破壊するために傭兵を送ったので、戦争犯罪を二度おかしている。トランプは、アメリカ軍によって、シリアを攻撃し、政権の初めに戦犯となった。』

 今回のトランプによるシリア攻撃には辺見さんも激しい怒りを示している。次の文は『辺見庸ブログ』の4月16日の記事である。

トランプの脳天にMOABを投下せよ!――誤爆ではなく、正確に直撃せよ

 世界にとっては基礎づけるものとしての「根底」がみいだされなくなっている。と、ハイデガーがかたったのは1950年あたりだったか。以来、この根底のない時代はずっといっかんして「深淵に懸かっている」。世界の夜の時代には、世界の深淵がいくども経験され、耐えられねばならない。そのためには、まずもって「深淵にまで到達する人びと」を要する。

 世界の夜――乏しい時代は長い。「…そして乏しき時代にあって、なんのための詩人か」。あるいは、なんのためのテロリストか。乏しき時代にあっては、暴力はなるたけただしく行使されなければならない。トランプの頭にMOAB(Mother of all bombs)を投下せよ!誤爆ではなく、正確に、目的意識的に、直撃せよ。クソのつまったあのおぞましい金髪頭を吹き飛ばせ。

 さて、『抗暴』の「3章」には紹介したい文章が一杯あるのだが、辺見さんがイラク侵略戦争を推進している者たちへの激しい怒りを吐露している部分を転載しておこう。

 このところはイラク侵攻のことばかりを綴っているのだが、ふと気がつくと、原稿が一本終わるごとにイラク住民が少なく見積もっても数百人単位で殺されたり負傷したりしているのである。そうやって数えていくと、駄文を一行連ねるたびに、子や母や父がいままた一人、ああまた一人と殺されているではないか。書きあぐねれば書きあぐむ間にも、さらにまた数人の躯が爆撃で襤褸(ボロ)のように千切られ、噴きだした血や脳漿(のうしょう)や臓腑にまみれてもはや人としての形をなさなくなった切ない肉塊が、それでも一刻後の理不尽な死を前に、生きる者として最期の呻き声を幽(かす)かに上げようとしているのではないか ―― という絶望的な想像にとらわれてしまうが、それが誇大妄想でもなんでもない圧倒的な事実であるということに心づくとき、他のいかなる犯罪よりもはるかに倒錯的で残忍な米英のこの一大凶行を腹の底から憎まずにはいられなくなるのだ。ことこの憤怒にかぎり、私は抑制の要を毫も感じない。ことこれを記すにかぎり、ときに表現が常軌からはずれることもみずからに許さざるをえない。

 で、謹んで以下を申し述べる。ブッシュよ、チェイニーよ、ラムズフェルドよ、ブレアよ、そして彼らに無責任に加担したコイズミよ、とくと念を入れて見よ。これがお前たちのいう「正義」と「解放」と「自由」と「文明」がもたらした光景なのだ。もしも一片でも人の心をもつならば眼も潰れんばかりの惨状だ。忘れるな、この地獄絵の責任の大半はお前たちにある。

 「責任の全部」ではなく「大半」と言っている。このあと、われわれは例外なく「未必の故意の罪」を負うていることを論じている(次回に続く)。
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