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今日の話題

2007年4月22日(土)
1930年代と現在の類似性

 現在の政治社会状況が1930年代に似ていると、このホームページでも度々言及してきた(例えば『今はどういう時代なのか。』)。そのことを論じた半藤一利さんによる分析が今日の東京新聞の社説に紹介されていた。いま私がメイン・テーマとして「ファシズム論」を取り上げているモチーフもそこにあるので、関連事項としてここに転載しておくことにする。

 半藤さんは
「戦前の日本の転換点は満州事変から昭和10年前後。国の“かたち”が戦時体制になりました。現在の日本も状況が似ていませんか」
と述べた上で、丸山さんの日本ファシズム運動時代区分でいう第二期と現在の状況を次のように対比している。

 一番目は、教育の国家統制です。
 昭和8年に教科書が変わり、「ススメ ススメ ヘイタイ ススメ」など忠君愛国が強調されました。
<今は、「愛国心」を盛り込んだ教育基本法改正です>

 二番目は、情報の国家統制です。
 昭和8年に新聞法の強化、出版法の改正があり、マスコミの自主規制も激しくなりました。
<今は、通信傍受法や個人情報保護法です>

 三番目は、言論規制の強化。
 特高警察が昭和7年に設置され、大本教など宗教団体にも弾圧が広がりました。大防空演習を批判した信濃毎日新聞の桐生悠々が迫害され、作家の小林多喜二が拷問死しました。
<今は、共謀罪への動き、そして憲法改正への歩みです>

 四番目は、テロです。
 昭和7年に起きた犬養毅首相暗殺の5・15事件をはじめ、政財界要人の暗殺、暗殺未遂事件が相次ぎました。
<今は、靖国問題絡みでの日本経済新聞社への火炎瓶投入、加藤紘一・自民党元幹事長の実家放火、そして伊藤一長・長崎市長射殺です>

 政治家や論壇、民衆レベルのナショナリズム鼓舞も共通です。昨今では曰く、
「日本に自信と誇りを持て」
「自虐的な歴史観はいけない」。

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このようなものを発信しています。
り・びじょん2 せんそうとかくめい

1941年、対米開戦をめぐる御前会議の内容は米国大使に漏れていた。情報を提供したのはおそらく吉田茂ではないかと五百旗頭真はいう。――以下↓

http://indiagoose.la.coocan.jp/jokyo27.htm
2017/01/19(木) 14:51 | URL | shn #-[ 編集]
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