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今日の話題

2007年3月2日(金)
ポチ・コイズミの悪政の傷跡

 今朝の東京新聞の「筆洗」を、いまメインテーマで取り上げている問題と重ねて読んだ。

 近ごろこんなに刺激的で、考えさせられた論争はない。『論座』四月号(朝日新聞社)の“「『丸山眞男』をひっぱたきたい 希望は、戦争。」への応答”だ

 最初に同誌一月号に「丸山眞男をひっぱたきたい」という挑発的なタイトルで論文を寄せたのは、三十一歳のフリーター、赤木智弘さんだった。結婚どころか、親元に寄生、月収十万円で自分一人も養えない“ポストバブル世代”の窮状を代弁

 その“右傾化”の背景には、「平和な社会の実現」の名の下に、経済成長の利益を享受してきた先行世代への不満があり、「左傾勢力が擁護する労働者の利権を奪い取っておれたちに分けてくれと期待」しているという。それには「極めて単純な話、日本が軍国化し、戦争が起き、たくさんの人が死ねば、日本は流動化する。若者は、それを望んでいる」と言い切る

 かつて三十歳で二等兵として召集された東大エリートの丸山眞男氏が、学歴もない一等兵にイジメられたことを例に、戦争とは現状をひっくり返して、イジメられてきた私たちが丸山眞男の横っ面をひっぱたけるかもしれない、逆転のチャンスだ、という論法になる

 これが多くの論者の心の琴線に触れたようだ。同誌四月号では評論家の佐高信さんや映画監督の若松孝二さん、森達也さんらが厳しい批判や助言を寄せる

 だが鶴見俊輔さんは、インタビューの中で「民衆の底に隠された問題を提起している」と受け止め、吉本隆明さんはかつての自分と重ねながら、不平不満にとどめず、自問自答を続けよとアドバイスする。

 鶴見俊輔さんの「民衆の底に隠された問題を提起している」という受け止めからは、「庶民社会の人間関係」での「いがみ合いを、支配体制にむけかえる」と問題に敷衍されると思った。また、吉本隆明さんの「不平不満にとどめず、自問自答を続けよ」というアドバイスは「日常的な精神体験の世界に、意味をあたえられるまで掘り下げる」という課題と別ごとではないと思った。

 ところで「結婚どころか、親元に寄生、月収十万円で自分一人も養えない」無数の「赤木智弘さん」に思いをめぐらし、改めてポチ・コイズミへの激しい怒りが湧き上がる。

 「晴天とら日和」さんのコイズミに思うから、ポチ・コイズミの悪政の傷跡を示す統計資料を記録しておこう。

★・生活保護受給世帯
 1992年・・・・・・・・・・・2005年2月(小泉内閣)
 58万5972世帯・・・・・101万6341世帯
 89万8499人・・・・・・・144万7807人

★・完全失業者・失業率
 1992年・・・・・・・・2004年(小泉内閣)
 142万人 ・・・・・・・313万人
  2.2% ・・・・・・・・4.7%

★・フリーター(35歳まで)
 1991年・・・・・・・・2001年(小泉内閣)
 182万人 ・・・・・・417万人

★・非正規雇用(パート・派遣等)
 1994年・・・・・・・・2003年(小泉内閣)
  22.8%・・・・・・・35.6%

★・自殺者
 1993年・・・・・・・・2003年(小泉内閣)
 2万1851人 ・・・・3万4427人
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