2006年9月4日 ホームページ『「日の丸・君が代の強制」と闘う人たちと勝手に連帯するレジスタンスの会』からの引越し完了しました。
(2007年1月28日からの「今日の話題」は「陰謀史観」の記事が6回続いています。3回ずつまとめて2回に分けて掲載することにします。)

今日の話題

「陰謀史観」Ⅰ

2007年1月28日(日)
「陰謀史観」はどこまで真実か(1)

 状況証拠や自供だけでは犯罪は立証できない。「ウラ」が取れていなければならない。

 陰謀説の場合の「ウラ」は何だろう。そもそも「ウラ」を残さないように行われるから陰謀と呼ばれる。

 9・11連続テロを真相を究明する映画『LOOSE CHANGE』をダウンロードして見た。あれがヤラセであったことは、私にはもう疑いようがない。

 いま係争中だが、植草さんの痴漢容疑も冤罪に間違いない。たかが痴漢容疑での異例の長期拘留、パソコンデータまで押収した自宅調査。これをおかしいと思わない方がおかしい。

 耐震偽装事件やライブドア事件などに関係していた人たちの相次ぐ不可解な「自殺」はどうか。

 今日の東京新聞の書評欄にびっくりした。「民衆と資源の管理策を暴く」と題して、『ビルダーバーグ倶楽部 世界を支配する陰のグローバル政府』(ダニエル・エスチューリン著)という本を取り上げていた。評者は越智道雄氏(明治大教授)。

 本書は「世界政府」の設立を策定する秘密組織、ビルダーバーグに迫ったものである。各国首相、多国籍企業のトップ、世界銀行や国際通貨基金(IMF)の幹部らが参加するこの組織は、欧米中心の大西洋同盟である。組織名は1954年に第一回会合が行われたホテル名からとった。

 地球資源の枯渇が迫り(石油資源はあと二十年分しかない)、資源の効率的管理が急務となると、グローバリズム経済が活性化、民族国家が衰退する。民族国家の屋台骨は中流層が担ってきたが、産業の空洞化で失業した彼らは失権しつつある。

 資源の国際管理を軸として、世界政府、国際法廷、国際軍その他が不可欠となる。それには個々の国家や国軍の解体が前提となる。今日はその過渡期で、ブッシュ政権の「米一国主義」はその潮流への抵抗の典型だ。この政権を支えてきたキリスト教右翼は、世界政府設立をエリート層の国際的大陰謀と主張してきた。非エリート層の「陰謀史観」には、リバタリアン(自由意思論者)のような、キリスト教右翼よりは知的レベルの高い人々もいる。本書はこのレベルに相当するだろう。

 著者はビルダーバーグ暴露に人生を賭けたわけだが、スターリニズムの恐怖をこの秘密組織に重ね合わせることが生理になっている。しかしビルダーバーグは暗殺などの強硬措置よりもメディアその他を使った洗脳によって目的を遂げようとする(昨今の禁煙運動の進め方はその典型)。

 この組織は、世界の人々の体にマイクロチップを埋め込み、それがないと生活が成り立たない状況に追い込み、民衆の国際管理を容易にしようとする。

 すでに国連、欧州連合(EU)、北大西洋条約機構(NATO)、北米自由貿易協定(NAFTA)その他、ジグソーパズルのように世界政府の輪郭が浮かび出てきた。これらが一つに繋がるのはいつの日だろうか?

 グローバリズム、反グローバリズム、私たちはどちらを選べばよいのか?

 評者は『非エリート層の「陰謀史観」』と位置づけているが、その文脈からは「ビルダーバーグ倶楽部」の存在やその活動内容は否定していない。皆さんはどう受け止めますか。(続く)

2007年1月30日(火)
「陰謀史観」はどこまで真実か(2)



 昨日、書店による機会があったのでくだんの本を探したが見つからなかった。代わりにインターネットで検索してみた。一万件以上もヒットした。ビルダーバーグ倶楽部(「ビルダーバーグ・グループ」とか「ビルダーバーグ会議」とも呼ばれているようだ。)の存在を知らなかったのは私だけみたいな感じだ。

 いろんなサイトを拾い読みしていると「三極会議」とか「外交問題評議会」とかも頻出する。とりあえず、これらのグループを合わせて概説している「阿修羅」さんの記事を転載しておこう。

英国王立国際問題研究所(RIIA)

「英国王立国際問題研究所」(RIIA)は、ビルダーバーグ・グループ、外交問題評議会、日米欧三極委員会の上位に位置しています。
 例えば、ビルダーバーグ・グループは、王立国際問題研究所の指示に基づいて、MI6(British Military Intelligence Division 6=英国軍事情報部第6課)が作成した機関です。
 その起源は1890年代に遡り、当時の覇者である英国は東インド会社を経営していますが、それを牛耳る英国貴族は、植民地政策を進めるための頭脳集団、つまりラウンドテーブル(円卓会議)という組織を形成します。この英国の秘密結社であるラウンドテーブルを前進として王立国際問題研究所が開設され、そこから派生したものが、超極秘のビルダーバーグ・グループ、及び米国のデービッド・ロックフェラーが主宰する外交問題評議会(CFR=Council on Foreign Relations)です。
 英国が18世紀後半まで植民地として支配したアメリカを、独立に伴い、英国貴族たちもこの植民地支配をあきらめた、等と思ったら何も理解できなくなります。
 英国貴族の目からすると、米国民などは愚民愚衆の集まりに過ぎず、簡単に洗脳できると読み、その方策として英国王立国際問題研究所という司令塔を作り、ビルダーバーグ・グループ、外交問題評議会、日米欧三極委員会を通じて米国民を操り、今日見られる姿の通り米国を完全に弱体化しました。

ビルダーバーグ・グループ

 国際的な政治や経済の舞台で変化が起こった第二次世界大戦時、西側諸国は「モラルや道徳価値、民主制度を守り、増大する共産勢力からの自立を確保する」との名目で、協力体制を密にする必要があり、その西側諸国の経済・軍事提携の具体的な対応策として、マーシャル・プラン、NATO(北大西洋条約機構)などが考案されます。
 一方水面下では、1950年代初頭に誤解による各国間の弱体化を一掃することを目指し、西側諸国が直面する問題を非公式に討論する円卓会議の構想が出ます。
 1954年、最初の極秘会議はオランダのオーステルベックにあるビルダーバーグ・ホテルで開催され、以降毎年1回、機密保持と安全のため毎回場所を変え、会場の従業員たちにも緘口令が敷かれます。会議の参加メンバーと内容が極秘にされる、この「陰のサミット」は、実際のサミットよりも権威があり、ビルダーバーグに招待を受けるのは、ヨーロッパの国王、総理大臣、大統領、大臣、大使、大企業家、国際金融財閥、そして米国の民主・共和党議員です。
 2003年5月仏ベルサイユで開催された際は、デービッド・ロックフェラー、キッシンジャー米元国務長官、ウォルフォウィッツ米国防副長官、ジスカールデスタン仏元大統領、パール米国防政策委員会委員、世界銀行総裁、ゴールドマン・サックス・グループ最高経営責任者など、約100名が参加したとの事です。

外交問題評議会(CFR=Council on Foreign Relations)

 第一次世界大戦後の1921年に創設された「外交問題評議会」が発行する機関紙『Foreign Affairs』は、邦訳ダイジェスト版が中央公論社から出ています。
 会員数は約2900人。米国人男性であることがメンバーの条件で、その顔ぶれは、米国行政の要人のみならず、教育界、マスコミ、工業界といった、米国を動かす全分野を網羅し、その中にはキッシンジャー、シュレジンジャー、ブレジンスキーがいます。
 アイゼンハワー大統領以降、米国歴代の大統領、国務長官など各長官クラスはここから送り込まれ、5000人にものぼるメンバーを政権の座に着かせ、陰からアメリカの政策を操っており、英国の秘密結社ラウンドテーブル(円卓会議)の実質的な米国支部となっています。
 アンスロップ・ロックフェラーの隠し子であり人口250万人足らずの州知事であったビル・クリントンは、このビルダーバーグ・グループの承認を受けたことで大統領となれましたが、国防省の予算削減、軍事基地縮小など軍産複合体に直結する<闇の政府>に有利な方向ばかりには動かなかったという、彼の政治生命を脅かす地雷を踏んだため、マスコミに次々とスキャンダルを暴露されました。

日米欧三極委員会(TC=Trilateral Commission)

 「日米欧三極委員会」は、1973年に、影響力の衰えた外交問題評議会の役割を継承し、精神面での自由や協調は謳わず、物質面での協力体制に主眼を置いて発足します。
 彼ら本来の目的は、世界的な経済協力体制を強化し、各国政府に圧力をかけ、グローバリズムを推進し、国際金融財閥が支配する多国籍企業が自由に動き回るための地ならしを行う事で、日本に対しても、規制緩和、市場開放などの圧力をかけています。その媒体として巧みに利用されるのが輸出入銀行、国際通貨基金(IMF)、信託銀行ですが、世界一の援助額と言われる日本のODA(政府開発援助)も、実は「彼ら」闇の権力が狙う<世界の安定>に使われているのが実情です。
 日米欧三極委員会の本部所在地がニューヨークのカーネギー財団、ビルダーバーグ・グループと同一の住所にあるのは、偶然のことではありません。
 デービッド・ロックフェラーは、外交問題評議会(CFR)議長および名誉会長を歴任、日米欧三極委員会、ビルダーバーグ・グループでも要職を務めあげ、日本においては、旧日本長期信用銀行を二束三文で譲り受けた新生銀行の取締役に85歳という高齢で就任し、現在も「新世界秩序」実現の司令塔の一人として君臨しています。


2007年1月31日(水)
「陰謀史観」はどこまで真実か(3)



 ビルダーバーグ会議は何重もの漏洩防止対策によって守られている秘密会議だそうだが、秘密は何処からか漏れるものですね。もう少しビルダーバーグ会議についての情報を拾ってみます。

 ビルダーバーグ会議ではどのような事項が議題になっているのか。一番新しいものということで、昨年の会議の情報を探しました。
「リオのオランダ日記」さんから転載します。

 国際政治経済の超権力者達による極秘会議、その名もビルダーバーグ会議の季節が今年もやってきた。今年は本日6月8日から11日までの期間、カナダはオタワのブルックストリートホテルにて開催されている。

 今年の議題のひとつは原油価格と言われる。昨年から原油価格が史上最高値を更新してきているが、昨年のミュンヘンでの会議で原油価格の上昇が合意されたとも言われる。今年のビルダーバーグ会議において更なる値上げが合意に至るかどうかは不明。しかし昨年の原油高は実態として世界経済を押上げた効果がある。更なる微増は当然あり得るシナリオではある。

 原油価格問題に関連して世界第五位の産油国ベネズエラの処置。ベネズエラではチャベス大統領がNAFTA拡大反対や石油メジャーへの採掘税吊り上げなどビルダーバーガーの利害に反するスタンス。今年2006年国際政治の中でベネズエラがどのような立場に追い込まれるか要注目。

 その他イラン問題。アメリカがイランを攻撃すべきかどうかも議論の対象。

 これらの情報は「リオのオランダ日記」さんがAmerican Free Press掲載ジムタッカーのコラム(ジムタッカーは長年のビルダーバーグおっかけとして有名。著書Bilderberg Diaryは有名)から抄訳したものだそうです。

 さて、この会議で話し合われた事項で結論が得られた場合、それはどのようにして実行されるのでしょうか。
 アサヒネット・919.ビルダーバーグ会議の動向から転載します。


 秘密会議は年に一回、三日間続けられます。検討課題は常に、リアルタイムの外交問題、国際経済です。実質的な役割と権限を有するのは、ロスチャイルドとロックフェラーであり、政策の基本路線は統制委員会(欧州24名、米国15名で構成)によって決定されます。曾母語税院(?何のことだか不明、そのまま転記しました)で協議して問題ごとにシンクタンクを作り、欧米の政府に提言する。もちろん日本政府も含まれます。ビルダーバーグに資金援助しているのは、ヨーロッパ側はロスチャイルドの傘下にある大富豪のウオーレンバーグ家、米国側はIBM、エクソンなどのロックフェラー系の企業です。そして非公式の場で提言(命令)するわけです。公の団体アメリカの CFR(外交問題法議会)や TC(日米欧三極委員会)、・・・に代弁させるわけです。

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