2006年9月4日 ホームページ『「日の丸・君が代の強制」と闘う人たちと勝手に連帯するレジスタンスの会』からの引越し完了しました。
今日の話題

2006年12月28日(木)
この世でもっとも醜悪な顔

 長い間、心の底に鬱積していた憤怒をを一気に吐き出す。

草刈隆郎

 このふんぞり返った写真を一目見たとたんに腹のそこから強烈な虫酸が湧き上がってきた。これほど醜悪な顔にはめったにお目にかかれない。コイズミ・イシハラ・アベに勝るとも劣らない。この国の支配階層の腐れぶりを象徴している。この目つき・この表情を的確に言い表す言葉を私は知らない。

 恥辱まみれの存在でありながら、恥辱を感じることのできない無表情という表情。富の収奪にしか関心を持たないシニシストの目。他者への想像力を欠いたふてぶてしさ。体の内部から否応なくにじみ出てくる精神の貧困さ。どういい重ねても言い尽くせない醜悪さ。

 この男の名前は草刈隆郎、日本郵船会長・経団連副会長・「規制改革・民間開放推進会議」議長。

 朝日新聞が、経団連会長のあの手前勝手な『御手洗ビジョン』を報道した翌日のことだった。
 東京新聞12月12日「規制改革・民間開放推進会議草刈隆部議長に聞く」から。

―安倍首相のカラーを最終答申にどう反映させるのか。
「例えば再チャレンジ。(今の労働者派遣法では)企業が派遣労働者を三年雇用すると正社員にしなければいけない義務があるが、本当にみんなが正社員になりたがっているのだろうか。多様な生き方を求める人がいる中で、かえって雇用機会を奪うことになる」

―派遣労働者の固定化につながらないか。
「正社員になることがハッピーかどうか分からない。正社員にすればいいというのは乱暴だ」

 正社員でさえ奴隷のように搾取されている現状をますますひどいものにしようとたくらんでいるヤツが何をぬかすか。そんな状況におかれた正社員になることがパッピーだなんて、誰が思うか。お前の言い草は、正社員であろうとなかろうと全ての人が生きがいをもって協働し共生できる社会になって始めて言いえるセリフだ。

 臆面もなく得意げに人の存在を貶めて恥じないこの発言とともに、この破廉恥漢の顔を、私は記憶にしっかりと刻み込んでおこう。

(追記 2016年11月19日)
 『企業経営の社会主義化・日本編(9)』の末尾で、規制改革会議などが何をやってきたのかを書いている。その部分を転載しておこう。

(社長が代わって社長も社員も全員がハッピ-は会社を紹介する記事に続けて)
 「人を大切にする」経営理念をもつ社長を得て、社員たちは生き返ったようだ。それにしてもそれ以前の労働条件のひどいこと。1%の貪欲を満たすために奴隷並みの扱いを受けている99%を象徴するような有様だった。

 これは他人事ではない。小泉・竹中が導入したアメリカ式新自由主義が日本の労働者をもとんでもない状況に追い込んでいる。厚生労働省の発表(2011年)によると、1800万人(全労働者の3割)が有期契約労働者だという。そして、彼らの74%は年収200万円以下なのだ。

 言うことやること全てアベコベミクス政権はこのような悪政を改めるどころか、産業競争力会議とか規制改革会議などという経団連の代弁者で構成される会議が労働者搾取をさらに過酷にするようなことを議論しているという。日刊ゲンダイが「サラリーマンは全員アルバイトになる 首切り法案 戦慄の中身と進行状況」という記事(4月16日付)で取り上げている。その中から、山井和則衆院議員(民主党)のコメントを転載しておこう。

「結局、この内閣は大企業のための内閣なのですよ。産業競争力会議に入っているのは経営者だけですからね。甘利大臣は労働問題を話し合うときは労働者の代表を入れるべきだ、と言っていましたが、だったら、すぐにやって欲しい。それをやらずに解雇のルールづくりを話し合っている。いまは慎重答弁ですが、参院選が終わったら、首切り自由な国になってしまう可能性があります」
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