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今日の話題

2006年12月17日(日)
朝日新聞の欺瞞

 今回の「教育基本法改悪」の攻防でいよいよ明らかになってきたことがいくつかある。それを書き留めておきたい。その一つはマスゴミの体たらくぶりである。

 今年から東京新聞と朝日新聞を取っている。この2紙の報道姿勢の歴然とした差を見せつけられてきたが、「教育基本法改悪」に対する報道姿勢にそれが象徴的に表われていた。参院特別委員会での強行採決が行われた14日前後の両紙を比べてみる。

12日夕刊:参考人質疑や公聴会で意見を述べた人たちが異例の記者会見を行う。

東京新聞
 写真入でかなり大きく報道。

朝日新聞
 完全に無視

14日朝刊:参院特別委員会での強行採決が危惧されていた日。

東京新聞
 「こちら特報部」でやらせタウンミーティングと教育基本法改悪を関連させて特集を組む。国会前の抗議集会の写真を掲載している。

朝日新聞
 『教育基本法「慎重に」・東大教員らが声明』という17行のベタ記事のみ。社説でやらせタウンミーティングを取り上げてるが、基本法の「基」の字もない。

15日朝刊:参院本会議で強行採決をめぐっての攻防が必定の日。

東京新聞
 昨夜の強行採決を大きく報道するほかに、国会前の抗議集会を写真入で大きく報道。また「こちら特報部」でも5人の識者の批判の談話を掲載。

朝日新聞
 「教育基本法成立へ・四野党は不信任案」というありきたりのたった44行の記事を掲載した。「38面に関連記事」とあったので38面を目をさらにして探してみたら、「日教組、採決に抗議」という9行のべた記事だった。
 一方、「声」欄では「教育基本法の多角的報道を」という一読者からの穏やかながら朝日新聞の恥部を鋭く指摘している抗議の投書を他人ごとのように、いけしゃあしゃあと載せて一向に恥じない。

16日朝刊:昨夕、改悪教育基本法が参院本会議で強行採決された。

東京新聞
 改悪基本法成立が一面トップ記事。
 総合面・「核心」で『「美しい国」へ学校一変?』、社説で『行く先は未来か過去か』、社会面で『「分権に逆行」「改憲加速」』といずれも未来を懸念する批判的見解。

朝日新聞
 今までがウソのように急に饒舌になる。まるで急いでアリバイ作りをしているようだ。
 一面トップの扱いは東京新聞の3倍ぐらいの量。
 「天声人語」はいまさらのように「審議不充分」との意見を開陳。
 2面でも「管理・指導なお懸念」と危惧してみせる。社説でも取り上げているが、「防衛省」と抱き合わせでありきたりの論評。
 4面にも関連記事
 5面に改悪基本法を全文掲載。
 35(東京)面にも「都教委方針を先取り」と一応は批判的な記事。
 さらに39(社会)面で「子どもの明日はどうなる」という未来を懸念する記事を掲載。ここで初めて国会前抗議集会を報道し、その写真も掲載した。

 ご主人様から「おとなしくしておれ」ときつく脅かされたイヌが一匹、シッポをまたの中に巻き込んで隅のほうで震えながら成り行きを盗み見している。ご主人様の思い通りにことが運んで、ご主人様からもう好きなように吠えてよろしいとのお許しがでる。急に偉そうに走り回り吠えまくっている。そんな怯懦なイヌの姿が髣髴と浮かんでくる。

 朝日新聞に限らない。日本の新聞は戦時に大政翼賛新聞に成り下がってしまったことを深く反省して戦後を生き延びてきたのではないのか。また同じ轍を踏んでいる。チャート式優等生集団の成れの果てだ。

 ところで、このイヌのご主人様はだれだ?多額の聖教新聞印刷代を恵んでくれている創価学会か、それとも膨大な広告代を割り振ってもらっている電通か、それとももっと大きな政治勢力か。だれか解明してくれませんか。
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