2006年9月4日 ホームページ『「日の丸・君が代の強制」と闘う人たちと勝手に連帯するレジスタンスの会』からの引越し完了しました。
今日の話題

2006年12月16日(土)
新たなる闘いのスタート

 教育基本法改悪案は自滅・不明党によって強行採決されてしまった。<公法>においては被支配階級の意志は反映されることはありえないという原則を、今回も打ち破ることができなかった。思えば、戦後の国会史は一貫して強行採決の連続だった。

 昨日の国会前座り込みのリレートークで、連日ハンストを行ってきたHさんの発言が心に残った。闘争を通してむなしさを感じてきたという。そのむなしさのよってくる源は「やらせタウンミーティング」による初めから偽装された世論操作であり、手続きを形式的に踏むだけのための公述人をコケにした公聴会であり、さらには改悪案そのものが本来は審議にかけることすらできないはずの憲法違反の法案であることにある。私たちが民意を届けようとしていた国会議事堂は初めからまともな審議をする気など皆無の議決堂でしかなかった。詐欺と欺瞞で成り立っている欺偽事堂だった。そういう意味でむなしいと言っていたと思う。

 教育基本法改悪は共謀罪新設、改憲国民投票法と連動しており、敵の最終目標は憲法改悪にある。その意味で新たな闘いのスタートなのだ。
 教育基本法の改悪のため教育労働者はますます過酷な状況に追い込まれるだろう。しかし、教育労働者にとっては改悪基本法の悪意を教育現場から拒む新たな闘がスタートする。それを力強く支え共闘するための被支配階級の新たなる結束が創り出されなければならない。

 いつも隊列の後の方でうろちょろするばかりの私がこれ以上口幅ったいことを言うのは控えよう。最前線で闘いを主導してきた方々に敬意を込めて、その方々の新たなる決意に耳を傾けたいと思う。

 以下は「教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会」のメールからの転載です。

①<呼びかけ人の大内さん>
 民主主義のルールを無視した強行採決だ。彼らには教育を語る資格はない。
 伊吹文科大臣は、「改正案は自民党の新憲法草案と整合性をもって作られた」と言った。
 今後改憲攻撃が来る。戦後学校教育が最大の歯止めを担ってきた。しかし、政府が学校に直接介入するようになる。学校現場への攻撃が強まる。しかし、私は絶望していない。教育基本法改悪を認めない闘いを今日からやって行く。
 この4年間、改悪阻止のために全力でやってきた。私たちは強くなってきた。きっと勝利できる。

②<埼玉の学生>
 自分は最近まで関心がなかった。しかし、おかしいことが分かるようになってきた。改悪法案は認められない。

③<京都の学生>
 改悪法案を守るべきではない。私たちがいつか新しい教育基本法を書き直す。

④<スタンディングを続けておられたMさん>
 戦争中沖縄や広島・長崎の子どもたちは、「国体護持」の犠牲になった。それと同じ事になる。具体化を阻止しなければならない。

⑤<自由法曹団のTさん>
 自分たち1700名はもとより、2万人の日弁連も反対するようになった。憲法が変えられていないのに、「自民党の憲法草案と整合性をもって作った案」という。憲法違反だ。直ちに「改正」を取りやめる闘いに取り組む。

⑥<社民党の保坂議員>
 不信任を提出して闘った。これからも闘いを続けて行く。(発言者の調整などをしていて、不十分にしか記録できませんでした)

⑦<北教組のNさん>
 この間8派1500人が国会前座り込みに参加した。自分たちの目で見、地元に伝えながら運動を続けてきた。この改悪を阻止する流れを覆すことはできない。子ども達の未来のためにも負けるわけに行かない。闘い続ける。

⑧<社民党の辻本議員>
 情けない。歴史の曲がり角にいると思う。国会では私たちの発言に対し、せせら笑う野次もあった。彼らに「いじめ」や教育基本法を語る資格はない。今後は、この間作られてきたネットワークを生かし、改悪をはね返す闘いをやっていきましょう。

⑨<全教(日高教)のKさん>
 多数決で決められるような問題ではないものを強行採決する。全く許せない。ここに彼らの中身が現れている。しかし、この間の闘いで連帯して闘うという共同財産が出来た。

⑩<リレーハンスト者で千葉の高校退職教員のSさん>
 ペテン・欺瞞の法案の強行採決は許せない。国民の声を聞く耳がない。現場の校長たちも改悪反対が64%だった。ファッショ的な手法は許されない。祖父の岸も60年安保の時同じ事をやった。しかし、岸内閣はその後倒れた。その時も自分は国会前にいた。今も自分はこうして国会前で闘っている。

  ⑪<社民党の福島党首>
 阻止するために不信任決議他をやってきた。安倍こそ問責決議に値する。しかし、それはうまく行かなかった。悔しい!民主党は「愛国心」、だからできなかった。私たちを励ましてくれたのはこうして毎日国会前に来てくれた人々だった。今日からまた新しい闘いが始まる。

⑫<共産党の仁比議員>
 こんなことが許されるか!共産党や社民党には、少数会派だというので討論の機会も与えない。しかも賛否はボタン式だ。国会議員の役割についてはきちがえている。多数派による教育の支配を許してはならない。自分は改悪を認めない!今後政府・文科省は33の法律案に手をつける。また「教育振興基本計画」で、子ども達を振り分けようとしている。こうしたことに反対して行く!

⑬<ザキさんの教育基本法改悪反対の歌>
 この歌は、この闘いの中で生まれたもので、教育基本法の改悪の中身が良く分かる、ラップ調で、パワー溢れる歌です。(ザキさんの作詞、作曲)

⑭<被処分者の会事務局長のKさん>
 私は絶望していない。私たちは12月23日160人の原告団を結成し、来年1月に東京地裁に提訴する。闘いはこれからだ。

⑮<呼びかけ人の三宅さん>
 私たちが阻止するのは何のためか。人権を守り、強めるためだ。この闘いには終わりはない。この間の闘いで陣形を大きく獲得してきた。若い人、年配の人、健常者、「障害」者、教員、労働者などなど。この連帯は崩れることはない。この運動は日本国籍以外の人々にも伝わっている。強行採決を「希望の前夜」に変えていこう。もっともっと広いフィールドで闘おう!

(追記 2016年11月11日)
 安倍は教育基本法改悪を強行採決でごり押ししたが、翌年の参議院議員選挙で大敗した。多分そのショックが引き起こしたのだろう、その後潰瘍性大腸炎で体調を崩し、内閣総理大臣を辞任している。しかし今また返り咲いて、相変わらず悪政の限りを押し通している。その悪政実績をざっと挙げてみよう。
特定秘密保護法制定・靖國神社公式参拝・従軍慰安婦の強制性否定・NHK支配をはじめマスコミへの言論弾圧・内閣法制局人事介入・武器輸出三原則の撤廃・集団的自衛権行使容認・安保法制強行採決・沖縄辺野古新基地と東村高江ヘリパットの建設強行・消費税増税・法人税減税・年金積立金の大損隠し・総じてアベノミクスという稚拙経済政策の失敗・公約違反のTPP批准推進(昨日10日 強行採択をした)・甘利不起訴・タックスヘイブン容認・原発再稼働・派遣法改悪・軍事産業振興・武器輸出・海外派兵……。
 まさにアベコベ軽薄姑息うそつきオカルト政権の悪政オンパレード。
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