2006年9月4日 ホームページ『「日の丸・君が代の強制」と闘う人たちと勝手に連帯するレジスタンスの会』からの引越し完了しました。
今日の話題

2006年11月18日(土)
「ウソ・詭弁・非論理」を恥じない破廉恥漢

 このような破廉恥漢でないと政治家は務まらないらしい。最近その害毒を最も多く撒き散らしたヤツは、いわずと知れたポチ・コイズミ。中身のない片言隻句と詭弁を得意とした。

 跡を継いだオコチャマランチ狆ゾウは、自分でも良く分かっていないらしいカタカナ英語を多用する。もちろん中身がなくて空疎。そして、政治家特有のステレオタイプのウソ発言はキチンとマスターしている。

 教育基本法改悪案を強行採決し後、記者団の質問に答えて言う。

「参院において、さらに広く深く議論して、速やかに成立を目指したい。野党が出席しなかったのはたいへん残念だが、衆院では十分議論も深まった。」

 野党の欠席戦術についてはこうだ。

「なるべく野党のみなさんにも出てきてもらって、国民の皆さんの前で議論しながら、判断してもらうことも重要ではないか。」

 こういう空々しい言葉を聞かされると、本当にむなしくなる。軽々しくウソを撒き散らしながら、重たい悪法が作られていく。

 一体いつ「広く深く議論」したんだ。あの強行採決は「国民の皆さん」の「判断」をまった上での採決だとでも言うのか。

 やらせの八百長ミーティングの意見は無効だぜ。中央公聴会の参考人を国民の代表と認めるるとしよう。じゃあ、参考人たちはどんな意見だった?なに、眠ってた!

 さて、私は参考人たちの意見を知りたいものといろいろ検索してみたがヒットしなかった。衆議院のホームページにもまだ公開されていない。(こういうのは公開されるのかな?)
 しかし、森田実さんのホームページの「声」特集で、「11月6日の衆議院インターネット審議中継」から抜粋された方の投稿がありました。転載します。

教育基本法特別委員会の参考人、尾木直樹氏(法政大学教授)の発言より
◆日本の教育制度はきわめて競争主義的で子どもがストレスのため人格障害をおこしかねない。1998年に国連子どもの権利委員会からこのように勧告を受けている。2004年にもまた同様の勧告を受けている。こんな国は他にない。
◆ゆとり教育や学校評価導入など、矢継ぎ早の改革と矛盾する競争原理をもちこんで数値目標を掲げるようになった結果、現場は混乱をおこし歪みを生じた。数だけを追求するのでは人間性あふれる教育はできない。改正案は、いま以上に格差と競争を生み出すシステムをつくることになり教育現場とかみあわない。
◆校長先生のアンケートで改正案を読んだ人の66%以上が内容を心配し反対している。 国家の教育権になってしまい、子どもたちの権利を後退させてしまう危険性がある。

同参考人、藤田英典氏(国際基督教大学教授)の発言より
◆現教育基本法を変えてもいまの教育問題は解決するどころか、ますます混乱をきたしてしまう。
◆いま起きている問題は現法案のせいではなく、この10年教育現場を無視し無用な改革を推し進めてきた結果の弊害だ。改正案は能力主義をより加速させるまちがった方向だ。
◆現案は権力を制限しているが、改正案は国が子どもたちにこのような人間になれと命令する性質のものだ。不当な支配の危険性があり民主主義のルールから離れる。
◆教育は未完のプロジェクトだ。いまは日本の英知が問われている。政治の良識が問われている。拙速に無責任な決定をしないよう切に願う。責任ある賢明な判断をお願いする。

 このようにまともな中央公聴会参考人の意見は全く無視して強行採決が行なわれたのだ。


<追記 2016年10月26日>  アベコベ軽薄姑息うそつきオカルト首相は相変わらず息をするようにウソをついて恥じない。17日に、今審議中の環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に関する衆院特別委員会で民進党の今井雅人議員の質問に対する答弁で
「そもそもですね、我が党において、いままで結党以来ですね、強行採決をしようと考えたことはないわけであります。」


 無知にして無恥。全くあきれた破廉恥漢だ。10年前の教育基本法改悪の強行採択ばかりか、つい昨年の7月16日の戦争法の強行採決もすっかり忘れてしまったのか。そして戦後の自民党政権の国会運営は強行採決のオンパレードであったことも知らないのか。ちなみにデータベース20世紀・21世紀年表で検索したら強行採決は1960年~1999年の40年間で40件もあった。
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