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今日の話題

2006年11月13日(火)
理想の会社

 現在の資本主義システム下という条件で、理想の会社とはどんは会社だろうか。どんな可能性があるだろうか。

 企業の論理を導入して成果(一体どんな成果を期待しているのか。)をあげようという愚かな考えが教育の場に持ち込まれたが、それが愚行でしかないことがあらわになってきた。教育の荒廃の元凶はそこにある。

 例えば「数値目標」を設定して労働者を馬車馬のように駆り立てるような成果主義。そういう企業の論理は当の企業でも破綻を現しはじめている。

 11月11日朝日新聞の経済欄に「アンチ成果主義 結実」と題した記事があった。岐阜県にある「未来工業」という会社の紹介記事です。本文は割愛して見出しと「未来工業」の独創的な試みを箇条書きに抜き出してみる。そこから理想の会社を想像してみることも、労働者の搾取しか念頭にないあまたの醜悪な資本家への批判的視点の創出につながるだろう。

「見出し」より

●残業禁止・育児休暇3年・ノルマなし…でも好成績
●社是は「なぜ、なぜ、なぜ」

「試み」
●全員正社員:働く約800人はすべて正社員で、パートや派遣社員はゼロ。「机を並べて同じ仕事をして給料が違うのはおかしい」
●社員旅行:行き先を伏せた「ミステリーツアー」や海外旅行を5年に1度、社員が企画し、全額会社負担で実施。06年はグループ企業も含む社員1250人を豪州旅行に招待。
●ユニホーム手当:工場を含め、制服を廃止。年に1回、1万円の衣服代を支給。
●勤務管理:タイムレコーダーはなく、勤務中の私用電話が可能。菓子を食べてもいい。
●節電:蛍光灯には社員名を記した札がかかり、こまめに消すよう奨励されている。
●管理職の決定方法:上場した91年、「上場企業にふさわしい組織に」と旧大蔵省から指摘され、課長を25人から65人に増員。社員名を書いた紙片を扇風機の前に置き、飛んでいった社員を名義上の課長に引き上げた。

 最後の「試み」など、形式主義の権化の官僚をあざ笑うような試みで、いいですねえ。

 この記事の前日10日の東京新聞「あのひとに迫る」という特集記事が『刺しても痛くない「世界一細い」注射針』を開発した東京下町の町工場の経営者・岡野雅行さんを取り上げていた。この社長さんの名刺の肩書きは「代表社員」だという。これもいいですねえ。
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