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今日の話題

2006年11月4日(土)
フィンランドの教育

「学力テストで予算に差」
 これは今朝の朝日新聞のトップ記事の見出しです。「学力テスト」で振るわない学校に手厚い予算を配慮するのかと思ったら、なんと「上位校手厚く」だと。この足立区の狂育委員の狂った精神は特異なものではなく、全国的に跋扈しているものです。昨日取り上げた沈タロウの教育政策も同類です。いや、全国の狂育委員が沈タロウに追随しているのです。

 この施策を支持しているバカ学者がいる。この御用学者の名前をキチンと記録しておこう。伊藤隆敏・東京大大学院教授(マクロ経済学)。政府の経済財政諮問会議の民間議員を務めているそうだ。新聞の記事を引用する。


 伊藤教授は、競争によって努力を引き出すことは基本的に好ましい、との立場だ。

「足立区教委の考え方も理解できる。予算に競争を促す要素が組み込まれていると、学校のやる気も高まるだろう」

 伊藤教授は、学校の意欲をもっと高めるため、学校がこの予算をできるだけ自由に使えるようにすることを求める。

「長期的に運用できる制度でなければいけない」と説く。

   沈タロウが「脅し」で教員に競争をけしかけているのに対して、こちらは鼻先に「ニンジン」をぶら下げて突っ走らせようとしている。三浦朱門(「第4回 2004年8月18日」)といい江崎玲於奈(「第7回 2004年8月21日」)といい、政府はこういうバカを良く探し出してくるな、ただただ感心してしまう。コイツラのイデオロギーが表明しているものが、オコチャマランチ狆ゾウの狂育改革が目指している方向でもある。単なる知識の量とそれを吐き出す速さを「学力」と思い込んでいる連中は「競争」という発想しかできない。
(三浦朱門と江崎玲於奈のバカ教育論についてはそれぞれ
『「君が代日の丸」が「考えるな、服従せよ」と恫喝する』
『「非才、無才」が反逆する』
で取り上げています。)


 「経済協力開発機構(OECD)」による「生徒の国際学習到達度調査(PISA)」(2003年度)ではフィンランドが41ヶ国中学力一位であったいう。フィンランドは競争による教育をやめたら一位になったそうだ。

 PISAがいう「学力」がまずバカ連中の「学力」と異なる。PISAは「日常的な問題解決力、批判的思考、コミュニケーション能力、忍耐、自信といった教科を横断した能力が大事である」という考えの下で作られた問題でのテストだった。

 ではフィンランドはどのような教育をしているのか。
 フィンランドでは、PISAの結果が出た次の日、文部省が『総合制教育の勝利である』とのコメントを出した。その総合教育の中核とされてあげられた要因は次のようです。

「教育の機会平等」
「差別の皆無」
「非選別的教育」
「学習への個人的支援と福祉」
「順位付けやテストをしない」
「無償の教育」
「地方自治体の自由の保障」
「教師の自立性の保障」

 日本の教育は全項目反対方向を向いている。そして、ますますその反対方向へと遠ざかろうとしている。

 もっと詳しくフィンランドの教育について知りたい方には、次の中嶋 博 氏(早稲田大学名誉教授)の講演録をお薦めします。

真の学力向上にせまるフィンランドの教育に学ぶ


 この講演会は、なんと、都教組足立支部教研の催し物なのです。足立区の狂育委員たちは自分たちの足元の教師たちをみならえ。
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