2006年9月4日 ホームページ『「日の丸・君が代の強制」と闘う人たちと勝手に連帯するレジスタンスの会』からの引越し完了しました。
今日の話題

2006年10月14日(土)
「うそ」を「ほんとう」で塗りつぶせ

 リバタリアン社会主義を実現した国こそ「美しい国」です。しかしこれだけではあまりにも抽象的過ぎてオコチャマランチ狆ゾウの「美しい国」と区別できない。
(リバタリアン社会主義については『リバタリアン社会主義(1)』『リバタリアン社会主義(2)』を参照して下さい。)

 一人一人の日常的な希望や願いを具体的に列挙していくことによって、偽の「美しい国」を私たちの「美しい国」のイメージに塗り替えていくのも必要ではないでしょうか。

 朝日新聞の「声」欄に「特別ではなく普通の政治を」(大阪府 門前幸恵さん)という次のような投書がありました。

 投資で大金持ちにならなくても、毎日まじめに働いたら、家族が安心して暮らせるようにして下さい。

 どうしても働けず困った時は、人間の尊厳を傷つけるようなことは言わずに、生活保護で助けて下さい。

 介護保険料は毎月払いますから、病気になったら安心してプロに介護していただけるようにして下さい。

 何でもかんでも民営化しなくてもいいですから、郵便局や役所が便利な距離にあって、安心して相談できるようにして下さい。

 大企業の大もうけの陰で、リストラや過労死がまかり通るようなことはやめさせて下さい。

 憲法は変えなくてもいいです。守ることに専念して下さい。

 少子化対策、特別なことは考えてくれなくてもいいですから、安心して子どもを産み、育てられる国にして下さい。

 アメリカのごきげんばかりとらずに、近隣の諸国とも仲良くできるような外交をお願いします。

 以上のことをやって頂ければ、教育基本法にわざわざ「愛国心」を書き足さなくてもよくなるでしょう。



 全部賛成します。しかし、「…して下さい。」とお願いするのではなく、主権者として「強く要求する」としてほしかった。

 次は本日の東京新聞の「本音のコラム」。鎌田慧さんの「日本の危機」。

 

 一カ月ほど留守にしていただけなのに、帰ってみると首相が代わって、日本は「美しい国」にペンキ塗り替え中。「国のために命を捨てる」という首相の言葉は前任者のように軽い。

 子どものときから効率で追い立てず、若者に希望をあたえ、女性が安心して子どもを産み、老人が大事にされ、身体の不自由なひとたちが不安にならない、そんな思いやりの社会なら、美しい国といえる。

 水道代さえ払えなくなって餓死したり、老老介護に疲れて無理心中したり、フリーターや派遣から脱出できないまま老人になりそうな、膨大なひとを生みだした責任をどうするのか。

 その人たちを尻目に、「戦後レジーム」とか、「再チャレンジ」などと、カタカナ語で政治を語ってほしくない。魂が入っていない。

 寄り合い所帯の新内閣がこれからどうなることやら、とクビをかしげていると、突然の北朝鮮の核実験騒ぎ。それも「二度目の実験」などの誤報 で大騒ぎになってタカ派の首相への「ご祝儀」のようになった。拉致問題で顔を売った首相は、こんどは「制裁」を振りかざして、このチャンスで受けにいっている。

 が、このカラ騒ぎが落ち着いたあと、中国、韓国との関係をどうするかが、依然として残されている。日本の危機は、テポドンや核ミサイルにあるのではない。すきに乗じて軍備を強めようとする、政権タカ派にある。



 門前さんと同じ「美しい国」を描いています。

 「日本の危機は、テポドンや核ミサイルにあるのではない。すきに乗じて軍備を強めようとする、政権タカ派にある。」という洞察にも賛成します。「政権タカ派」を私は「大日本帝国のゾンビ」と呼んでいます。
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