2006年9月4日 ホームページ『「日の丸・君が代の強制」と闘う人たちと勝手に連帯するレジスタンスの会』からの引越し完了しました。
《続・「真説古代史」拾遺篇》(144)



「倭人伝」中の倭語の読み方(87)
官職名(15):不弥国


 不弥国の大官は多摸(タモ)、副官は卑奴母離(ヒヌモリ)である。卑奴母離は対海国・一大国・奴国の副官と同じなので大官だけを取上げる。大官多摸について、水野氏は「井の中」の諸説を、自説も含めて、次のように紹介している。

多模
 不弥国の大官名は、「タモ」と訓まれ、
内藤博士はわが国上代に多くみられる「タマ」、すなわち玉・魂にあたるとし、
山田孝雄博士はその「狗奴国考」において、「トモ」であり、伴造の略称であるといわれる。

私見では、「多模」は「タボ」であって、これは宗像三女神の神名にみえる「田心姫」の「タゴリ」と関係のある語だと考える。

 単純すぎてかえって困惑する官名である。内藤説・山田説は「タモ」と訓んでいながら「タマ」「トモ」と類音探しをやっている。水野説も同様で「タゴリ」と結び付けるために「タボ」と濁音を選んでいる。この三説は私にはどれも牽強付会の説としか思えない。

 古田氏は言素論を用いて解釈をしている。次のようである。
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