2006年9月4日 ホームページ『「日の丸・君が代の強制」と闘う人たちと勝手に連帯するレジスタンスの会』からの引越し完了しました。
今日の話題

アソウの頭の中を覗いてみたら・・・


 アメリカの大統領選挙が終わった。大統領が民主党のオバマに変わって、少しは世界情勢は好転するのだろうか。多くの人が大きな期待をかけているようだが、難問山積で大きな変化は難しいだろう。このことについて、田中宇(さかい)さんが 「オバマと今後の米国」 で詳しい分析をしている。その中の、日本に関わる問題についての論評を転載しておく。

 そんな中、親米的な経済大国であるにもかかわらず、困窮する米国の覇権の一部肩代わりをしてあげようという気が全くない国がある。わが日本である。日本では、恒久的な対米従属の幻想を国民に持たせたい外務省などのブリーフィングと、それを真に受けるマスコミのせいで、世界の多極化が始まっていることすら、全く報じられていない。

 マスコミなどでは「反中国的な態度をとること」が「米国の中国包囲網に協力する」という意味で「親米」だとされている。これは大間違いである。米国は困窮し、世界の指導者としての役割を果たせなくなり、その役割の一部を中国に肩代わりしてもらおうとしている。今の米国にとっては、日本より中国の方が役に立つ存在だ。中国は世界の指導者になることに同意し始めているが、日本はアメリカにしがみつくばかりで、国際社会での指導的な役割を一切果たそうとしない。

 北朝鮮をめぐる6カ国協議でも、米中韓の努力をしり目に、日本は「拉致問題」という障害物を作り、協力を拒んでいる。米国の中枢では、北朝鮮への敵視をやめない軍産複合体と、中韓と協力して北朝鮮の問題を解決しようとする国際協調派(最近では多極派)が暗闘を続けてきた。中国や韓国は、米国内の暗闘を理解しつつ、北朝鮮の問題解決に動いてきたが、日本は軍産複合体との結託のみを重視している(韓国では李明博政権が当初、軍産複合体に加担しようとして失敗した)。日本の北朝鮮専門家の多くは、軍産複合体からプロパガンダのネタをもらってバラまいている。

 米国の衰退は、軍産複合体の衰退である。今の日本は、米国内の一部の勢力だけに賭け、全体像が見えていない。日本は非常に危険な状態にある。国家や国民の姿勢としても、米国という強者(いじめっ子ジャイアン)の後ろについていけば安泰だという姿勢は不健全である。しかも、その強者が崩壊しかかっているのに気づかずゴマすりばかりやっているとなれば、なおさら不健全で格好悪い。悪い米国と戦うロシアや中国やイランや北朝鮮の方が、悪い米国に追従する日本より格好良いと、世界の多くの人々が思い始める事態が始まっている。最近の日本人の閉塞感の源泉は、戦後の対米従属方針の潜在的な破綻にあると私は見ている。



 さて、金融危機に端を発した世界的な経済悪化の元凶のアメリカで華々しく国政選挙が行われたが、一方とばっちりを受けた態の日本では、正当性の全くないヒョットコ内閣が、アメリカ発の経済悪化を理由に、今は政治空白を作ることは許されないと、選挙をズルズル先延ばしにしている。そして、得意げにぶちあげた経済政策が、なんの効果も期待できない無定見な単なるバラマキときている。同じ金額を社会保障や福祉に使うなんて発想は全くないようだ。

 そしてさらに、政治空白を作らないと言った舌の根も乾かぬうちに、アソウは9日から、支持率を上げるための地方遊説に出かけるそうだ。月に一度は実施したいとのたまっているそうだから、オヤオヤ、任期切れまで解散しない腹づもりらしい。アソウの頭の中は、シジリツ・シジリツ・シジリツ・・・とシジリツだけが駆け巡っているようだ。アソウの頭には「国家の大事」や「国民への奉仕」など入る余裕がない。やることはパフォーマンスだけで、アソウにまともな政策立案などできるわけがない。

 と言ったところで、東京新聞11月4日付朝刊に掲載された、佐藤正明さんの傑作一こまマンガをどうぞ。

麻生太郎と小沢一郎2

 もう一つ、本日の東京新聞朝刊の芸能欄「言いたい放題」。東ちづる さんの、相変わらず歯に衣着せぬ好時評を紹介したい。今回はアソウ批判です。

庶民生活を体験してみれば

 お金持ちの家柄に生まれ、お坊ちゃま育ちであることは悪いことではないし、そのことを責められる必要もない。羨ましくは、あるが。

 ただ、この広がる格差社会という問題真っただ中の日本の首相となると、セレブであることが何かとつつかれる。

 高級ホテルの飲食を「安いと思う」の返答はまずかった。「フランチャイズ等の居酒屋より高いが、銀座のクラブや料亭より安い」。これが正解。

 庶民生活の経験もないのに、庶民派ぶりをアピールするなんて、もはやマイナスプロモーション。カメラの前でスーパーをぐるりと視察し、タクシーの窓から運転手さんに景気を伺う。そんなパフォーマンスで、私たちのことを分かろうとしてくれてるのね、なんて感心する庶民はいない。マンガ好きだから若者に人気というのも疑問。

 「首相になったからといって生活パターンを変える気はない」。これもまずかった。一国の首相になれば、必死で考え研究する時間、空間、人間関係が必要なはず。もはや毎夜ホテルで飲食してる場合じゃない。

 庶民が、とれだけ追いつめられ、将来がどんなに不安か、本気で分かろうとして欲しい。そのためにはどうすれば?

 いっそ庶民生活を数カ月体験してみれば。せめてテレビ番組「太田総理」のマニフェストに出してみよう。



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