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2006年9月4日 ホームページ『「日の丸・君が代の強制」と闘う人たちと勝手に連帯するレジスタンスの会』からの引越し完了しました。
今日の話題3

続「安倍政権6年間の悪行・愚行」(84)

   前回の【こちら特報部】の記事転載の続きです。

【こちら特報部】の記事(2)

衆院予算委員会ルポ

追及に逆ギレ いつも通り

敵失に興奮 「聞違えたと言ってもらいたい」
有権者 「はっきりしない」 不信感

   ここでまたテープレコーダーが回り出す。
   首相は「それぞれができる限りの国民への説明責任を果たしていくべきものと考える」と繰り返し、
   「辞任する際に、説明責任を果たすよう、両人に言った。果たしたかどうかは、国民が判断する」と言い張る。
   大串氏は「逃げですね」とひと言。

   IR汚職で副大臣だった秋元容疑者が逮捕されたことへの政権としての所感を聞かれると、
   首相は「現職議員が逮捕されたことは誠に遺憾」としながらも「個別事件については……」。
   大串氏が「話せない理由があるのか」と食い下がっても、
   首相は「捜査が進んでいる。コメントすれば影響を与えることになる」と突っぱねた。

   IR整備法を巡り、秋元容疑者の働き掛けがあったかどうかについては、
   {まさに捜査上の事実確認そのもの。答弁を差し控えたい」と首相。    赤羽一嘉国土交通相も「操作に影響するので……」 と逃げる。

   大串氏は、IRを巡って既に疑念があるのだから、一月に基本方針をまとめるというスケジュールを見直すべきだと求めた。
   赤羽国交相は「IRはガジノ誘客を目的としたものではない」と答弁すると、
   野党席から、「えーっ。なら、やめりやいいじゃん」と大きなやじが飛んだ。

   「桜を見る会については、総理が一問一答の形で答弁する機会がこの日までなかった。
   「説明責任を果たすスタートだ」 と質問を始めたのは黒岩宇洋氏(立民)。
   招待者名簿の廃棄について「パソコンやサーバーにデータを打ち込めばログ(操作の記録)が必ず残る。名簿を廃棄した記録はあるのかないのか」 とただしたが、菅官房長官は「ログは不正侵入、不正操作の検証のために取得されるべきもので……」と三度も繰り返して、存否を明かさない。

    一方で、首相側が攻勢に出る場面も。
    黒岩氏が、桜を見る会の前夜祭について、会場となったホテルニューオータニの宴会費用の見積もりを取ったら「安くても一人一万千五百円だった」と指摘すると、安倍首相は待ってましたとばかりにズボンのベルトを持ち上げるようにして意気込み、答弁席へ。

    黒岩氏は昨年、ツイッターで、前夜祭に高級すしの「銀座久兵衛」が料理を出したと指摘していたが、首相は「久兵衛さんはそんなことはないと言っている。そん高級すしを入れれば、費用がかさんでくるだろう」「久兵衛さんが出していないと、はっきり言ってくれないと。間違えたなら間違えたと言ってもらいたい」と声高にまくして、「黒岩議員が流布しているデマ。テレビ中継を通じて、この疑惑を解消してほしい」とまで言い出した。

    揚げ足を取って批判をけん制しようという狙いだったようだ。だが、黒岩氏は追及を続け、野党議員が「明細を出しなさいよ」とやじる中、 首相は、「私は明細書は見ていない」と 知らんぷりを決め込んだ。

    この日は野党の追及が「桜」「IR」「河井夫妻」に集中したが、これら以外にも、米国製兵器の爆買い問題、大幅に譲歩したとされる日米貿易交渉など、昨年末に.「こちら特報部」が指摘した「宿題」はある。だが、この日の答弁ぶりを見る限り、これらも二十八日以降の予算委で誠実に答えそうにない。

    初傍聴という東京都江東区の高校二年の男子生徒(十七)は
    「いろいろ問題が指摘されている中で、IR汚職が一番いけない。中国の業者がカネで日本の政治を動かそうとしたのだから。やじで聞こえなかったところもあって少し残念だったけど、白熱したやりとりが面白かった」と話したが、熊本県人吉市から、傍聴に来た男性(七五)は、「やっぱり、はっきりしないですね」と不信感をあらわにした。

【デスクメモ】

「もっと大きな問題があるだろう」と、野党や報道各社の疑惑追及を冷笑的にくさす人々がいる。例えば、今なら「新型肺炎対策の方が大事だ」という具合に。だが、今問われているのは、そもそも「大きな問題」を扱うに足る資質があるのか、ということ。これ以上大事な話はない。(歩)


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