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2006年9月4日 ホームページ『「日の丸・君が代の強制」と闘う人たちと勝手に連帯するレジスタンスの会』からの引越し完了しました。
今日の話題3

続「安倍政権6年間の悪行・愚行」(27)

   前回に予告したように植草一秀さんの論考を紹介します。

1%対99%見分ける最良方策はTPPへの賛否

  今日からちょうど1カ月後に、参院選が実施される。(今日はその二日前になりました。)
とても大事な選挙だから、日本の主権者は、この1ヵ月間、参院選のことを徹底的に考えよう。
  先日、ホセ・ムヒカというウルグアイで大統領をされた方が来日して講演した。そのなかで、日本の若者に次のように語った。

ホセ・ムヒカの講演
  極めて少数の者に、世界の富が集中している。
  生産性が高まったけれども、分配の仕方が悪いので、社会的な弱者に恩恵が及ばないのだ。

  「政治に関心がない」「政治は重要じゃない」と言う人がいるが、政治を放棄することは少数者による支配を許すことにつながる。
  人間に上下はない。男も女も同じ権利を持つ。公爵も伯爵もないのだ。

  民主主義には限界がある。それでも社会をよくするために闘わなければならない。
  政治とは、すべての人の幸福を求める闘いである。

  いまの日本、本当に良い国と言えるだろうか。
  豊かな国とは、豊かさを皆で分かち合える国だ。
  GDPがいくら大きくても、多数の人が生きてゆくことすらままならない状態に放置されていて、 豊かな国だと言えるのか。
  ホセ・ムヒカさんが言うように、
「分配の仕方が悪いので、社会的な弱者に恩恵が及ばない」
「極めて少数の者に、世界の富が集中しすぎている」
これが問題なのではないか。

  人それぞれに、自分の考え方があるから、強制はできない。
    でも、社会はひとつだから、どのやり方で社会を運営するのかを決めなくてはならない。
  その決め方として、私たちが採用しているのが、民主主義というやり方だ。
    お金持ちも、お金持ちでない人も、一人一人の発言権を同じにする。
  その上で、みんなで話し合い、最後は多数決で決める。
  これが民主主義のやり方だ。
  全員が直接話し合うことはできないから、選挙で代表者を選び、その代表者に話し合いをやってもらう。
  これが代議制民主主義だ。
  その代表者を選ぶ選挙があるのだから、老若男女を問わず、全員が関心を持って選挙に臨まなければならない。

  「アベノミクス」と表現すると、良いもののように感じる人がいるかも知れない。
  「アベノミクスをもっと加速するのか、それとも後戻りするのか。これが来る参議院選挙の最大の争点であります」
などと言われると、中身を考えずに、加速しなきゃいけないなどと考えてしまいがちだが、そんなそそっかしいことをしてはいけない。

  アベノミクスは、ホセ・ムヒカさんが言う、「分配の仕方をもっと悪くする政策」なのだ。

  弱肉強食がいいと考える人はアベノミクスに賛成するべきだ。
  しかし、弱肉強食では、皆が分かち合い、皆が豊かに暮らすことはできない、と考える人は、 アベノミクス=安倍政治にNO!を突き付けるべきだ。

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