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2006年9月4日 ホームページ『「日の丸・君が代の強制」と闘う人たちと勝手に連帯するレジスタンスの会』からの引越し完了しました。
今日の話題3

続「安倍政権6年間の悪行・愚行」(23)

   昨日(6月30日)の東京新聞朝刊に多くの人に読んで頂きたいと思った論説が二編ありました。

     一つは『新聞を読んで』というコラムに掲載されていた目加田説子(中央大総合政策学部教授)さんによる『ぶれない報道を』と題する論説です。 アベコベ軽薄姑息うそつきカルト政権の言動を鋭く批判している東京新聞の記事に賛同し、真のジャーナリズム精神を持続することを願っています。
     もう一つは、『本音のコラム』の前川喜平(現代教育行政政研究会代表)さんによる『安倍首相と吉本興業』と題する論説です。アベコベ軽薄姑息うそつきカルト首相の軽薄さぶりを余すところなく鋭く批判しています。

    今回はこの二つの論説を転載させて頂くことにしました。

ぶれない報道を

   沖縄戦の締結から74年となる「慰霊の日」のあいさつで、安倍晋三首相は沖縄に基地負担が集中する現状について「何としても変えていかなければ」 「できることはすべて行う」「目に見える形で実現する」と述べた(24日朝刊21別面)。会場からは「帰れ」「ウソをつけ」「辞めろ」のヤジが飛んだという(24日朝刊2面)。当然だろう。
   「民意無視、建設続く」(24日朝刊2面)でファクトチェックしている通り、沖縄に関して安倍首相が発言してきた内容は、ほとんど実行されないどころか、誇張、矛盾、誤りばかりだ。総経費六千億円とも言われるイージス・アショアの配備でも、防衛省は縮尺を間違えるという初歩的なミスを犯した。住民説明会で職員が居眠りするなど、住民軽視の行為を繰り返し、必要な津波対策も記載していなかった(25日朝刊24,25面)。
   東京新聞のスクープで沖縄県の宮古島に建設した自衛隊駐屯地の「保管庫」が当初の説明より大規模な「弾薬庫」だったことが4月に明らかになったが、この「弾薬庫」についても防衛省は呼称を「火薬庫」に統一するという(24日朝刊3面)。小銃の「火薬」と迫撃砲弾や地対艦誘導弾の「弾薬」はプロからすれば性質が異なることは明らかで、専門家は「弾薬庫」を「火薬庫」と呼称するのは不自然と批判する。
   第一次安倍政権の発足以降、こうした言行不一致や言い換えは日常茶飯事になった。辺野古新基地建設に関わる住民投票で示された民意を無視していることはもとより、「戦闘」は「武力衝突」、「ヘリ墜落」は「不時着」、「共謀罪」は「テロ等準備罪」、「武器輸出」は「防衛装備移転」、「安保法制」は「平和安全法制」へと実態を覆い隠す表現に置き換えられた例は枚挙に暇がない。
   国が言葉巧みに国民を扇動し欺く。それを極致にまで至らせるのが戦争だ。十万人の犠牲をもたらした東京大空襲から終戦までの間、本土の二百ヵ所が無差別空襲を受け、一千万人近い人々が被災した。空襲を逃れた後も戦後孤児となった子供たちが時に物乞いし、時に「ごみのように扱われ」ながらも必死に生きてきた様子は「東京大空襲74年 孤児たちの闘い」(3月10日30面)に詳しいが、「親を戦場に駆り出し空襲という戦禍を招いて多くの孤児を生んだ国は、彼らの実態調査すら満足にしていない」(3月11日朝刊26面)。
   戦争で犠牲になるのは市井の人たち。今日では国際法違反となる無差別空襲から八月の広島・長崎原爆投下で、「神国」が降伏を決断する機会は幾度もあったのに、戦争を続け、国民の命を二の次にした。東京新聞には、これからも原点からぶれない報道を続けてほしい。


安倍首相と吉本興業

     安倍首相は吉本興業がお好きのようだ。4月20日には大阪で、吉本新喜劇の舞台に登場し観客を驚かせた。
   その翌日、同じ吉本興業の芸人ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんはツイッターで
「おれは芸人だから総理大臣をこき下ろしても総理大臣を持ち上げて当たり障りのない時間は作らない」
  と批判している。

   6月6日には吉本興業の面々が首相官邸を訪問した。安倍首相は記者たちの前で芸人たちのコントにも参加。テレビカメラの前で和気あいあいの様子を演じた。
   この間、安倍首相は予算委員会の開会を拒み、年金問題も統計不正も日米貿易交渉も北方領土問題も拉致問題も、もちろん森友・加計問題も、国会と国民に対し一切説明責任を果たさなかった。そんな中で、吉本の芸人さんと戯れる様を目の当たりにすると、「これがわれわれの内閣総理大臣なのか」と情けなくなる。
   吉本興業は最近不祥事続きだ。所属の芸人が特殊詐欺グループの宴会で闇営業していたことが発覚し、6日24日に11人を当面の間の謹慎処分とした。27日にはこのうちの2人を含む4人を、反社会的勢力が関与するパーティーで闇営業をしていたとして無期限謹慎にしている。

  吉本興業を利用した安倍首相のイメ-ジ戦略は、どうやら失敗したようである。

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