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2006年9月4日 ホームページ『「日の丸・君が代の強制」と闘う人たちと勝手に連帯するレジスタンスの会』からの引越し完了しました。
今日の話題3

続「安倍政権6年間の悪行・愚行」(30)

  東京新聞(2019/7/29付)朝刊に、新潟県で開かれた野外音楽イベントに出演した玉城デニー沖縄県知事の様子を伝える記事が掲載されました。そしてその翌日の朝刊には『辺野古・高江リポート』の続編が掲載されました。今回はこの二つの記事を転載しすることにします。

辺野古反対 歌に乗せ 玉城知事、フジロックで

  沖縄県の玉城デニー知事は二十八日、新潟県湯沢町で開かれた国内最大級の野外音楽イベント「フジロックフェスティバル」に出演し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設反対を、歌に乗せて約千五百人の聴衆に訴えた。
 玉城氏は主催者側に招かれ、社会問題を扱う企画「アトミック・カフェ」に出演。ギターを弾きながら、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルの「雨を見たかい」とボブ・ディランの「見張り塔からずっと」を歌い上げた。

  歌に先立つトークコーナーでは、ジャーナリストの津田大介氏、沖縄の人気バンド「ORANGE RANGE」のベースYOHさんらとステージに登り、米軍専用施設が沖縄に集中する現状を紹介。「辺野古は絶対に認められない。これ以上、子どもたちに米軍基地を押し付けることはできない」と強調。日米地位協定改定の必要性にも言及した。
  一方で「政府と対立しているとは思っていない。県民の暮らしを考えれば、安倍晋三首相に頭を下げ、菅義偉官房長官ともにこにこ握手をし、普通の政治をすればいいと思う」とも述べた。


  私はこの記事を読みながら、県民の代表として真に県民に寄り添った政治を遂行しようとする玉城知事の真直ぐな心意気を感じ取りました。安倍や菅にはそうした国民のためを思った心意気は全く見られない。見えてくるのは、自らもその一員である1%に媚びへつらう奉仕心だけです。そのことがあからさまに見えてくる典型的な一つが辺野古への悪行・愚行です。
  最新の『辺野古・高江リポート』 を転載します。

基地反対派当選も 工事継続

   【22日】
   二十一日投開票の参院選で沖縄県名護市辺野古の新基地建設反対を掲げた高良鉄美さん(六五)が沖縄選挙区で初当選し一夜明けた二十二日、政府は新基地建設の工事を継続した。新基地反対の民意を顧みることなく工事を強行する政府に対し、抗議する市民らは「民意は出ている」 「海を壊すな」など怒りの声を上げた。
   辺野古崎突端部付近の埋め立て区域内には、大型車両が通行するための足場固めとみられる鉄板が設置されている様子も確認された。ドローンによる基地の監視を続ける市民団体「沖縄ドローンプロジェクト」が小型無人機で撮影した。    防衛局は辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前や辺野古へと土砂を搬出する名護市安和、本部町塩川の三カ所で建築資材の搬入・搬出作業を進めた。
   ゲート前では「子どもたちの未来に基地はいらない」などと書かれたプラカードを掲げて抗議する市民を機動隊が排除した。
   シュワブ前で「われわれは決して諦めない」と声を上げ、座り込む市民を鼓舞していた県統一連の瀬長和男事務局長(五六)は政府の強行を「予想していた」と冷静に受け止めた。
   その上で 「政府は結果に関係なく工事を進めると言うが、私たちの反対の民意は変わらない。政府が諦めるまで現場で声を上げ続けていく」 と力を込めた。

 【23日】
    名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は、海上から運搬船で土砂を運び入れた。
    建設に反対する市民らは午前六時半すぎから運搬船の搬入を阻止しようとカヌー十三艇と抗議船一隻で抗議活動を行った。
   立ち入り禁止区域を分ける浮具にロープをくくりつけるなどして一時間程度、搬船が入るのを遅らせたが、海上保安官がロープを切るなどして制止した。その後、浮具の一部分が開けられ、午前九時半すぎに運搬船五隻が立ち入り禁止域内に土砂を運びび込んだ。
         (琉球新報の記事を転載しています)

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今日の話題3

続「安倍政権6年間の悪行・愚行」(29)

 前回、東京新聞の辺野古問題を取り上げた社説と『辺野古・高江リポート』を転載しましたが、なんと、その丁度一週間後(2019年7月25日)の昨日の東京新聞の社説が再び辺野古問題を取り上げました。
 今回社説のテーマは沖縄県と アベコベ軽薄姑息うそつきカルト政権との法廷闘争です。最近の政治がらみの裁判では三権分立が絵に描いた餅のような判決が続いていますが、この問題にも鋭い批判を展開しています。
 ということで、今回もこの社説と最新の『辺野古・高江リポート』(2019年7月24日掲載)を転載することにしました。
【社説】

辺野古訴訟 民主主義に則る判断を

  日本の民主主義は機能しているか。再び法廷での争いが始まる。
  辺野古新基地建設を巡り、沖縄県が国を相手取って新たな訴訟を起こした。裁判所は民意の在りかを公正に見極め、判断してほしい。
  辺野古問題で県と国の対立が法廷に持ち込まれるのは七件目。 今回は、県による辺野古埋め立て承認撤回を石井啓一国土交通相が無効にしたのは違法だとして十七日、県が福岡高裁那覇支部に国交相の決定取り消しを求め提訴した。
  埋め立て承認の撤回は、国が進める新基地工事に約束違反があることなどを理由に行われた。だが国は違反を認めず、行政不服審査法に基づき防衛省沖縄防衛局が国交相に撤回の無効化を申し立て国交相もその通り決定した。これにより国は昨年十二月、沿岸への土砂投入を始めた。

   県側の主張は主に二点。
(1)行政不服審査法は国民の権利救済のためにあり防衛局は審査を申し立てられない
(2)同じ政府の一員の国交相は中立性、公平性の上から申し立てを判断する立場にない-。
   国の自作自演的な手続きには、行政法研究者の有志一同も「違法行為」と批判する声明を出している。
   県の主張はもっともだろう。

   県は提訴に先立ち、総務省の第三者機関・国地方係争処理委員会に審査申請したが、委員会は
  「海の埋め立ては民間業者も行う事業であるから私人と同じ立場になり得る」
   などの国の言い分を追認。申請は審査対象外だと却下した。
   軍事施設建設が民間事業と同列であるはずがない。こんな論理がまかり通ると、国の事業に自治体は異議を唱えられなくなり、地方自治は危機に瀕(ひん)する。

   県は今回の訴訟と並び月内にも行政事件訴訟法に基づき、同様に国交相の決定取り消しを求める抗告訴訟を那覇地裁に起こす方針。
  二つの訴訟で最終的に裁かれるべきは、新基地建設が民主主義に則(のっと)り行われているかどうかだ。
  沖縄では昨秋以降、知事選から二十一日の参院選まで連続四回の投票で、県民が辺野古反対の意思を示した。にもかかわらず、国は埋め立てをやめない。

  前例のない軟弱地盤改良が待ち受け、全体の工費、工期も分からない不透明な工事である。
  翁長前県政時代から争われた過去の訴訟では、裁判所は民意に明確な評価を下さず、県側敗訴が続いた。
  が、今後の展開は異なる可能性がある。国もあらためて確定的となった沖縄の民意を尊重し、提訴を謙虚に受け止めるべきだ。


『辺野古・高江リポート』

土砂運搬船 出港に「NO」

【16日】
   米軍普天間飛行場の移設に伴う沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は、同市安和の琉球セメントの敷地内にトラック六百六十八台の土砂を運び入れた。
   琉球セメントの桟橋では停泊する土砂運搬船周辺で、市民らがカヌー十隻とボート一隻で抗議活動を展開し、最大二時間近く船の出港を遅らせていた。
   琉球セメントの敷地では午前七時すぎから作業が始まり、一隻の土砂運搬船は同八時二十五分ごろ出港した。
   市民らは海上で午前九時半ごろから抗議活動を展開した。
   市民らによると、桟橋には土砂運搬船が四隻接岸したが、ベルトコンベヤーが一時間以上止まる様子も確認され、一隻は土砂をほとんど積み込まないまま出港した。
   同日、運搬船にはトラック四百六十六台分の土砂が積み込まれた。

   一方、名護市辺野古の米車キャンプ・シュワブのゲート前では車両が三回にわたって土砂や資材を運び込んだ。
   市民らによると、百二十台の車両が基地内に入った。多くが生コンクリートを積んだ車両だった。
【17日】
   防衛局は琉球セメント桟橋を使用し土砂の搬出を続けた。この日は大型車五百一台分の土砂が敷地内に運び込まれ、同日午前で運搬船二隻が出港した。
   市民らによると、土砂の積み込み作業は同日午前七時五十五分ごろから始まり、午前八時十五分に一隻目の運搬船が離岸した。
   桟橋周辺の海上では、市民らがカヌー十艇で抗議し、 運搬船の出港を少なくとも1時間以上遅らせた。
【18日】
   沖縄防衛局は台風5号の影響で辺野古崎沖に白波が上がる中、N5護岸付近で袋に入った根固め材をトラックで運び込み、護岸を強固にする作業を進めた。
   ゲート前では基地建設に反対する市民が集まり、資材の搬入を止めるため座り込んだ。
   時折、台風による強い風と雨が抗議の声をかき消す場面もあったが、風雨にめげず工事反対を訴えた。
        (琉球新報の記事を転載しています)

今日の話題3

続「安倍政権6年間の悪行・愚行」(28)

   東京新聞(2019年7月19日付)が社説で沖縄の基地問題を取り上げました。私の記憶では社説で沖縄問題を取り上げたのはこれが初めてではないでしょうか。私はこの社説の論調に拍手を送ります。
   ということで、今回はこの社説と最新の『辺野古・高江リポート(2019/7/17掲載)』を転載することにしました。

【社説】

<’19参院選>沖縄の基地 負担の公平を考えねば

   全国の一人区で激突する自民党と四野党。対立軸の一つが、沖縄県の米軍普天間飛行場返還に伴う辺野古新基地建設の是非だ。

   立憲民主、国民民主、共産、社民各党は五月、民間の「市民連合」との政策協議で「新基地建設の中止」で合意し、各党が参院選公約に掲げた。
   一方、自民党は辺野古への移設を「着実に進める」と強調。公明党は辺野古に直接触れていないが「国の安保、防衛政策を基本的に推進していく立場」(山口那津男代表)だ。
   四野党が辺野古問題で足並みをそろえたのは、国が昨年十二月、沿岸への土砂投入に踏み切り、ことし二月の県民投票で反対票が七割超を占めたにもかかわらず、埋め立てを続けていることに全国の関心が集まった影響が大きい。

   しかし、各党党首らの論戦では社会保障や財政政策に並ぶ大きな争点となっていないのが残念だ。
   安倍晋三首相は街頭演説でほとんど触れず、沖縄県選挙区(改選一)では、自民党の新人候補が辺野古移設への賛否を明らかにしていない。あえて争点をぼかそうというのなら看過できない。

   沖縄に限らず全国の有権者は、今回の参院選を、日米安保を巡る負担や防衛政策と地方との関係を見直す機会にしてほしい。
   トランプ米大統領から「不公平」と言われる日米安保条約だが、日本国民は今や約八割が日米安保体制を支持している。
   ただ、安保の「最前線」である米軍基地が沖縄に集中する中、本土側は騒音や事件事故の不安など沖縄の負担に無関心なまま、安保の恩恵のみを得ている状況ではないか。この先も安保の維持を望むなら負担の公平を考えるべきだ。
   辺野古問題でいえば、普天間の代替施設が真に必要か、本土または国外への移設が可能か、国民的議論で考え直す必要があろう。上陸部隊の海兵隊を沖縄に置き続ける意味があるのか、地域情勢の変化も考慮する必要がある。

   辺野古新基地建設では、閣内の手続きによって県の埋め立て承認撤回を無効にしたり、県の許可なく護岸の構造を変えて埋め立て土砂を陸揚げしたりと、法治原理を自ら蔑(ないがし)ろにする国の強引な手法が目につく。

   沖縄以外にも秋田県では、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」整備に関して不誠実極まりない住民対応が露見した。地方軽視の防衛政策は厳しく問われねばならない。

【辺野古・高江リポート】

「人の心も埋め立てている」

 【8日】
 米軍普天間飛行場移設に伴う沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は、米軍キャンプ・シュワブ沿岸部の埋め立て工事を続けた。K8、K9護岸の二ヵ所から土砂を陸揚げした。那覇市出身の音楽家、ホプキンソン・上原江吏子さん(五八)はアイルランドから家族四人で辺野古新基地建設の抗議現場を訪れた。上原さんは「日本政府は強権的だ」と憤った。二人の娘キーザァ茉莉子さん(二二)とヘイゼル久野真さん(一八)は「ひどいことが行われている」「異様に感じる」と辺野古の海を眺めながら語った。
 【11日】
    沖縄防衛局は、大浦湾側にあるK9護岸で埋め立て用土砂の積み替え作業を続けた。
    この日は工事場近くの海上でウミガメが泳ぐ姿やアジサシの群れも確認された。
 【12日】
    辺野古新基地間題について沖縄の声を政府に届ける「風車の便り~戦場ぬ止み音楽祭2019」が十三日に開催されるのに先立ち、出演者らが米軍キャンプ・シュワブのゲート前に足を運んだ。渋ざ知らズオーケストラの有志や劇団「さすらい姉妹」のメンバーらが、演奏をしながらゲート周辺を練り歩いたり、芝居を披露したりした。
   劇団で演出などを担う翠羅臼(すいらうす)さんは、政府の埋め立て強行に「沖縄の人の心も埋め立てている」と語った。
 【13日】
    キャンプ・シュワプのゲート前で工事に反対をする人たちが抗議集会を開き、東京都の甲野真貴子さん(故人)の短歌を記した看板が掲げられた。甲野さんの夫が五月に辺野古を訪れ、遺産の一部を抗議活動のカンパに寄付し、短歌を届けた。甲野さんがつづった
   「香を放つ月桃の葉よ 茂りゆき 辺野古をおほふ、邪払え」
という歌を、辺野古区在住の金城武政さんが看板に刻んだ。金城さんは
   「寄り添ってくれた思いを倍にして返さないといけないという気持ちで、本人筆致を生かして作った」
と語った。
              (琉球新報の記事を転載しています)

今日の話題3

続「安倍政権6年間の悪行・愚行」(27)

   前回に予告したように植草一秀さんの論考を紹介します。

1%対99%見分ける最良方策はTPPへの賛否

  今日からちょうど1カ月後に、参院選が実施される。(今日はその二日前になりました。)
とても大事な選挙だから、日本の主権者は、この1ヵ月間、参院選のことを徹底的に考えよう。
  先日、ホセ・ムヒカというウルグアイで大統領をされた方が来日して講演した。そのなかで、日本の若者に次のように語った。

ホセ・ムヒカの講演
  極めて少数の者に、世界の富が集中している。
  生産性が高まったけれども、分配の仕方が悪いので、社会的な弱者に恩恵が及ばないのだ。

  「政治に関心がない」「政治は重要じゃない」と言う人がいるが、政治を放棄することは少数者による支配を許すことにつながる。
  人間に上下はない。男も女も同じ権利を持つ。公爵も伯爵もないのだ。

  民主主義には限界がある。それでも社会をよくするために闘わなければならない。
  政治とは、すべての人の幸福を求める闘いである。

  いまの日本、本当に良い国と言えるだろうか。
  豊かな国とは、豊かさを皆で分かち合える国だ。
  GDPがいくら大きくても、多数の人が生きてゆくことすらままならない状態に放置されていて、 豊かな国だと言えるのか。
  ホセ・ムヒカさんが言うように、
「分配の仕方が悪いので、社会的な弱者に恩恵が及ばない」
「極めて少数の者に、世界の富が集中しすぎている」
これが問題なのではないか。

  人それぞれに、自分の考え方があるから、強制はできない。
    でも、社会はひとつだから、どのやり方で社会を運営するのかを決めなくてはならない。
  その決め方として、私たちが採用しているのが、民主主義というやり方だ。
    お金持ちも、お金持ちでない人も、一人一人の発言権を同じにする。
  その上で、みんなで話し合い、最後は多数決で決める。
  これが民主主義のやり方だ。
  全員が直接話し合うことはできないから、選挙で代表者を選び、その代表者に話し合いをやってもらう。
  これが代議制民主主義だ。
  その代表者を選ぶ選挙があるのだから、老若男女を問わず、全員が関心を持って選挙に臨まなければならない。

  「アベノミクス」と表現すると、良いもののように感じる人がいるかも知れない。
  「アベノミクスをもっと加速するのか、それとも後戻りするのか。これが来る参議院選挙の最大の争点であります」
などと言われると、中身を考えずに、加速しなきゃいけないなどと考えてしまいがちだが、そんなそそっかしいことをしてはいけない。

  アベノミクスは、ホセ・ムヒカさんが言う、「分配の仕方をもっと悪くする政策」なのだ。

  弱肉強食がいいと考える人はアベノミクスに賛成するべきだ。
  しかし、弱肉強食では、皆が分かち合い、皆が豊かに暮らすことはできない、と考える人は、 アベノミクス=安倍政治にNO!を突き付けるべきだ。

今日の話題3

続「安倍政権6年間の悪行・愚行」(26)

   私は 安倍政権が誕生して以来、安倍をアベコベ軽薄姑息うそつきカルト首相と呼んできました。自民党に寄り添っているような人は私のブログを読むことはないと思いますが、もしそのような人がいたとしたら、さぞかし激しく立腹なさることでしょう。
   しかし、自民党や安倍首相を支持していない人でもカルト首相(或いはカルト党)と呼ぶことには首を傾げるかもしれないと、思っていました。私が「カルト」を追記した理由は、だいぶ古い記事になりますが、『歴史隠蔽偽造主義者たち』の中で取り上げた「日本会議」というカルト組織を取り上げたとき、安倍がその「日本会議」と密接な関係を保持していることを知ったからでした。

 ところで、日刊ゲンダイのデジタル版で、適菜収(てきなおさむ: 作家)さんの『それでもバカとは戦え』という連載記事の論説(2019/07/13付)で、安倍政権の本性をカルトという観点から余すところなく徹底批判している論説に出会いました。今回はこの論説を紹介(転載)させて頂くことにしました。

「カルト本性むき出し オウムと変わらない安倍自民の正体」

   オウム真理教による一連の事件は日本社会に大きな衝撃を与えたが、そこから教訓を学んだようには思えない。むしろ、人間の心の闇を利用する勢力が野放しになっているのが現在ではないか。ここに至って安倍政権はカルトの本性をむき出しにしてきた。

   信者の間では「外交の安倍」ということになっているが、外交はすべて失敗。先日もワシントン・ポスト紙が「北方領土『安倍首相の夢、ついえる』」という特集を組んでいたが、日本はロシアに「大きな譲歩」をしたが一島も戻ってこずに、ロシア側の主権がほぼ確定した。

   安倍がホラ吹きの無能であることは国際社会では知れ渡っているので、G20でもほとんど相手にされない。成果は、サミット後の夕食会で、大阪城天守閣にエレベーターが設置されたことを「大きなミス」と言い、ひんしゅくを買ったことくらい。

   そうこうしているうちに、トランプは板門店に行き、出迎えた金正恩と握手。韓国の文在寅も同行し、金正恩と握手した。さらにトランプは北朝鮮に入国。金正恩をアメリカに招く考えを示した。
   わが国には「次はアタクチ自身が直接向き合って」と何回も繰り返していた男がいたが、完全に蚊帳の外。外務省にもアメリカ側からの事前連絡はなかったという。

   オウム真理教の目的は、麻原彰晃を中心とする祭政一致の専制政治体制を樹立することだった。教団内の不満分子は粛清され、生き残った幹部は暴走を始めた。
   自民党本部は「フェイク情報が蝕むニッポン」なる冊子を作製して、所属国会議員に配布。安倍を「稀有な政治家」と礼賛し、他党議員を罵倒。安倍だけがイケメンに描かれている。麻原が美化されたオウム真理教のアニメと何も変わらない。発言も手法もカルトそのもの。

   党首討論では、消費税の引き上げとデフレ脱却を同時に主張。意味不明。芸能人に近づき一緒に写真を撮って拡散し、同伴文化人には尊師の礼賛記事を書かせる。
   安倍に対する問責決議案が出されると、自民党の三原じゅん子は血相を変えて「安倍首相に感謝こそすれ、問責決議案を提出するなど全くの常識外れ」「愚か者の所業」「恥を知りなさい!」と公の場所で絶対的帰依を誓ったのだった。昔からの自民党支持者は自民党以外へ投票すべきだ。それが自民党を正常化させる最短の道である。

   この論説に強く賛同の意を送りますが、最後の二文を1%対99%という観点から私なりに言い直してみます。

   自民党と自民党に媚び諂って群れている諸政党も含めて1%のための政治を目論み通してきた政党以外へ投票すべきだ。それが政治を99%のための政治へと正常化させる最短の道である。

   ここまで書いて、私のはすっぱな知識では1%対99%について書けるのはこの程度だな、とちょっとがっかりして、ネット検索をしたら、良い論説に出会いました。これまでにも何度か利用させていただいサイト「阿修羅」さんに掲載されていた植草一秀さんの論考『1%対99%見分ける最良方策はTPPへの賛否』です。
   次回に、今回の続編として、この論考を紹介することにしました。
今日の話題3

続「安倍政権6年間の悪行・愚行」(25)

   前回に転載しました最新の「辺野古・高江リポート」の続編が東京新聞(10日付)に掲載されました。
   その記事の上部に掲載されている「本音のコラム」は今回は『ゲート前の人びと』という表題で、執筆者は鎌田慧(ルポライター)さんでした。
   そのコラム記事の内容は、鎌田さんが政府による悪行・愚行の抗議活動を目的に辺野古キャンプ・シュワブを訪れ時に出会った方々の話を交えながら辺野古の現状を書き留めています。このコラム記事も多くの人に読んで欲しいと思い、今回は、勝手ながら、「辺野古・高江リポート」と共に鎌田さんの記事も転載させていただくことにしました。

ゲート前の人びと

   ひさしぶりに、辺野古キャンプ・シュワブのゲート前に行った。
   その日県庁前から出るバスは、沖縄平和市民連絡会の運行だった。このほかにも「島ぐるみ会議」が、ゲート前に座り込む人たちを運んでいる。
   顔なじみの人たちが多く、バスの中は和気あいあいとしている。毎日のようにきている上間芳子さん、大城博子さんなどには頭が下がる。東京からやってくる原田隆二さんとは、五十年ほど前、青森県三沢米軍基地」ゲート前にあった、米兵相手の反戦バー以来である。

   ゲート前にいると、北上田毅さんが姿をあらわした。それで彼のクルマで名護市安和の琉球セメント桟橋前に連れて行ってもらった。
   各地で反公害闘争が激しかった60年代後半、京都大の学生だった彼は「月刊地域闘争」の編集長だった。卒業した後、京都市に土木技術者として就職した。

   防衛省による辺野古の海虐殺工事の土砂搬入はキャンプ・シュワブゲートからのダンプと琉球セメント桟橋から船で行われている。
   さらに本部港塩川地区での土砂搬入現場と、ピケを張る場所がふえている。白昼公然と海に赤土が投入されるなど、信じがたい環境破壊は日米政府の蛮行だ。

   排除されても排除されても市民のピケが毎日続けられるのは、確固たる楽観があるからだ。
   やがて埋め立ては九十㍍の最深部にのみ込まれ、破綻する。


「辺野古・高江リポート」

抗議集会6年目 声を上げる

 【1日】
     米軍普天間飛行場移設に伴う沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局が米軍キャンプ・シュワブ内の代替施設建設予定地にあった施設の解体工事に着手してからこの日で五年が経過した。
    沖縄防衛局は事業着手から五年以内に埋め立て工事を完了することを前提に当初、工程表を作成したが、埋め立て予定地の四分の三を占める大浦湾側の区域は着工していない。
    同区域は軟弱地盤の問題が浮上したことで、完成時期や総工費は不透明のままだ。
 【4日】
    沖縄防衛局は、埋め立て予定区域への土砂投入を続けた。大浦湾側の内陸部に近いK9護岸、米軍キャンプ・シュワブ沖のK8護岸からそれぞれ土砂を陸揚げした。資材を陸上から搬入するシュワブのゲート前では、市民ら約三十人が座り込み、県警機動隊が強制的に移動させた。
    陸上から大型車百六十九台が入った。名護市安和でも土秒搬出が有り、市民らが抗議した。
 【5日】
    沖縄防衛局は米軍キャンプ・シュワブ沿岸部の埋め立て工事を続けた。停泊中の作業船の男性作業員が四日、船底に転落する産業事故が起きた名護市安和の琉球セメント桟橋からの土砂搬出も続けた。防衛局は「作業の安全管理について改めて受注者に徹底させ、安全に作等を進める」とコメントを発表した。
 【6日】
    反対する市民ら約三百五十人が、米軍キャンプ・シュワブゲート前に集まり、移設工事反対を訴えた。この日は抗議集会開始から六年目の節目に合わせた大規模集会を予定していたが、朝から降り続く雨の影響で中止になった。
    それでも、ゲート前には午前九時ごろから市民らが次々と集まり、工事を強行する政府の姿勢を批判し、歌などを通して抗議の意志を示した。沖縄平和運動センターの山城博治さんは
「大規模集会はできなかったが、闘いが始まった節目の日に仲間と声を上げられてよかった」 と振り返った。
                                                     (琉球新報の記事を転載しています)

今日の話題3

続「安倍政権6年間の悪行・愚行」(24)

   6月25日の記事『続「安倍政権6年間の悪行・愚行」(20)』で『「辺野古・高江リポ-ト(2019・6・25)」 シュワブ・ゲート前で慰霊祭』を転載しましたが、その慰霊祭の詳しい記事を東京新聞(2019年6月24日 朝刊)から転載します。


 慰霊の日:『「玉城氏、沖縄言葉でも平和宣言』-『首相にヤジ「ウソつき」』

  沖縄県の玉城デニー知事は23日の沖縄全戦没者追悼式で、歴代知事で初めて日本語に加えて沖縄の方言「ウチナーグチ」と英語で平和宣言を読み上げ、国内外に平和への誓いを発信した。
  続いてあいさつした安倍晋三首相にはヤジが飛ぶ場面もあった。

  玉城氏が日本語で平和宣言を終えた後、締めくくり部分をウチナーグチ、英語の順で再び読み上げると、会場から拍手がわき、歓迎の指笛も鳴った。
  締めくくり部分は、平和を愛する心を後世に伝える考えを強調した上で「いつまでも平和で安心した世界を皆で築いていかなければならない。県民と努力することを決意する」という内容。
  玉城氏は追悼式後、三つの言語で宣言した理由について「より多くの方々に令和元年、新時代沖縄の私の思いが伝わればと考えた」と記者団に説明した。

  一方、安倍晋三首相があいさつに立つ際には、会場から「帰れ」と声が上がった。首相が沖縄の基地負担軽減に取り組む考えを示すと「ウソをつけ」「辞めろ」と大声が響いた。会場の平和祈念公園(糸満市)の入り口では「安倍NO」と書いたプラカードを持った市民の姿もあった。
  安倍政権は昨年12月、名護市辺野古沿岸部での米軍新基地建設に向けて土砂投入を開始。今年2月の県民投票で7割超が埋め立てに反対したにもかかわらず、工事を進めている。こうした姿勢に対する県民の憤りが追悼式の場でも示された形だ。



  ぬけぬけと嘘をついて恥じないアベコベ軽薄姑息うそつきカルト首相の辺野古での悪行・愚行は相変わらず続いています。
  7月2日に東京新聞に掲載された最新の「辺野古・高江リポート」を転載します。

 業者 網で市民の通行妨げ

【6月24日】
   沖縄県名護市辺野古の新基地建設に伴う本部港塩川地区での土砂搬出で、沖縄防衛局から委託を受けた民間業者が、町や県の許可なく港の一部を網で仕切り、市民の通行を阻止した。工事関係車両は午前7時すぎから午後5時まで搬出作業を続け、車両百二十台分の土砂を台船に積んだ。
   沖縄防衛局は岸壁の-部を仕切る行為の法的根拠に関する琉球新報の質問に 「関連事業者が自主的な安全対策として行ったもの」とし 「こうした自主的な安全対策は、関連事業者が県北部土木事業所に、七日申し入れを行った上で実施している」と回答した。
   名護市安和では工事車両52台が、琉球セメントの桟橋に仮置きした土砂を台船に積んだ。塩川と安和で同時に土砂の積み込みが行われるのは初。
【25日】
   本部港塩川地区での土砂搬出で、沖縄防衛局から委託を受けた民間業者は市民の通行を阻止した。市民らは「でたらめなやり方だ」と声を上げて抗議したが、午前七時すぎから午前十時までの間、綱による通行の妨げは続き、土事車両百七十台分の土砂が.台船に積まれた。名護市安和でも士砂の積み込みが行われた。
【26日】
   本部港塩川地区での土砂搬出に関して、沖縄防衛局から委託を受けた警備員が許可区域外で市民らの通行を制限している件で、沖縄平和運動センターの山城博治議長は、県北部土木事務所を訪れ「早く対処してほしい」と申し入れた。同事務所は「対応を協議している」と話したという。
【28日】
   沖縄防衛局は大浦湾側にある「K9」護岸から土砂の搬入を行うなど、埋め立てに向けた作業を進めた。辺野占崎に近い「K8」讃岸では、クレーン車を使って石材を積み上げる様子が確認された。基地建設に反対する人たちは、カヌーや船で海上に出て抗議の声を上げた。
         (琉球新報の記事を転載しています)

今日の話題3

続「安倍政権6年間の悪行・愚行」(23)

   昨日(6月30日)の東京新聞朝刊に多くの人に読んで頂きたいと思った論説が二編ありました。

     一つは『新聞を読んで』というコラムに掲載されていた目加田説子(中央大総合政策学部教授)さんによる『ぶれない報道を』と題する論説です。 アベコベ軽薄姑息うそつきカルト政権の言動を鋭く批判している東京新聞の記事に賛同し、真のジャーナリズム精神を持続することを願っています。
     もう一つは、『本音のコラム』の前川喜平(現代教育行政政研究会代表)さんによる『安倍首相と吉本興業』と題する論説です。アベコベ軽薄姑息うそつきカルト首相の軽薄さぶりを余すところなく鋭く批判しています。

    今回はこの二つの論説を転載させて頂くことにしました。

ぶれない報道を

   沖縄戦の締結から74年となる「慰霊の日」のあいさつで、安倍晋三首相は沖縄に基地負担が集中する現状について「何としても変えていかなければ」 「できることはすべて行う」「目に見える形で実現する」と述べた(24日朝刊21別面)。会場からは「帰れ」「ウソをつけ」「辞めろ」のヤジが飛んだという(24日朝刊2面)。当然だろう。
   「民意無視、建設続く」(24日朝刊2面)でファクトチェックしている通り、沖縄に関して安倍首相が発言してきた内容は、ほとんど実行されないどころか、誇張、矛盾、誤りばかりだ。総経費六千億円とも言われるイージス・アショアの配備でも、防衛省は縮尺を間違えるという初歩的なミスを犯した。住民説明会で職員が居眠りするなど、住民軽視の行為を繰り返し、必要な津波対策も記載していなかった(25日朝刊24,25面)。
   東京新聞のスクープで沖縄県の宮古島に建設した自衛隊駐屯地の「保管庫」が当初の説明より大規模な「弾薬庫」だったことが4月に明らかになったが、この「弾薬庫」についても防衛省は呼称を「火薬庫」に統一するという(24日朝刊3面)。小銃の「火薬」と迫撃砲弾や地対艦誘導弾の「弾薬」はプロからすれば性質が異なることは明らかで、専門家は「弾薬庫」を「火薬庫」と呼称するのは不自然と批判する。
   第一次安倍政権の発足以降、こうした言行不一致や言い換えは日常茶飯事になった。辺野古新基地建設に関わる住民投票で示された民意を無視していることはもとより、「戦闘」は「武力衝突」、「ヘリ墜落」は「不時着」、「共謀罪」は「テロ等準備罪」、「武器輸出」は「防衛装備移転」、「安保法制」は「平和安全法制」へと実態を覆い隠す表現に置き換えられた例は枚挙に暇がない。
   国が言葉巧みに国民を扇動し欺く。それを極致にまで至らせるのが戦争だ。十万人の犠牲をもたらした東京大空襲から終戦までの間、本土の二百ヵ所が無差別空襲を受け、一千万人近い人々が被災した。空襲を逃れた後も戦後孤児となった子供たちが時に物乞いし、時に「ごみのように扱われ」ながらも必死に生きてきた様子は「東京大空襲74年 孤児たちの闘い」(3月10日30面)に詳しいが、「親を戦場に駆り出し空襲という戦禍を招いて多くの孤児を生んだ国は、彼らの実態調査すら満足にしていない」(3月11日朝刊26面)。
   戦争で犠牲になるのは市井の人たち。今日では国際法違反となる無差別空襲から八月の広島・長崎原爆投下で、「神国」が降伏を決断する機会は幾度もあったのに、戦争を続け、国民の命を二の次にした。東京新聞には、これからも原点からぶれない報道を続けてほしい。


安倍首相と吉本興業

     安倍首相は吉本興業がお好きのようだ。4月20日には大阪で、吉本新喜劇の舞台に登場し観客を驚かせた。
   その翌日、同じ吉本興業の芸人ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんはツイッターで
「おれは芸人だから総理大臣をこき下ろしても総理大臣を持ち上げて当たり障りのない時間は作らない」
  と批判している。

   6月6日には吉本興業の面々が首相官邸を訪問した。安倍首相は記者たちの前で芸人たちのコントにも参加。テレビカメラの前で和気あいあいの様子を演じた。
   この間、安倍首相は予算委員会の開会を拒み、年金問題も統計不正も日米貿易交渉も北方領土問題も拉致問題も、もちろん森友・加計問題も、国会と国民に対し一切説明責任を果たさなかった。そんな中で、吉本の芸人さんと戯れる様を目の当たりにすると、「これがわれわれの内閣総理大臣なのか」と情けなくなる。
   吉本興業は最近不祥事続きだ。所属の芸人が特殊詐欺グループの宴会で闇営業していたことが発覚し、6日24日に11人を当面の間の謹慎処分とした。27日にはこのうちの2人を含む4人を、反社会的勢力が関与するパーティーで闇営業をしていたとして無期限謹慎にしている。

  吉本興業を利用した安倍首相のイメ-ジ戦略は、どうやら失敗したようである。