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今日の話題

2006年10月23日(月)
ジャーナリストのあるべき姿勢

 朝日新聞(10月18日)に、来日中のイグナシオ・ラモネというフランスのジャーナリストへのインタビュー記事(赤田康和記者)があった。もちろん、私には未知の方です。

 表題は「グローバリズム、残酷な社会生む」。グローバリズムが地球規模で富を収奪し、失業や経済格差を生む、というような指摘は日本でも良質の識者の指摘するところですが、私が記事に惹かれたのは「持続的な発展と人間の連帯を重視する経済システムを、市民運動でつくることは可能だ」と強調している点です。ブルジョア民主主義国家の支配層が「持続的な発展と人間の連帯を重視する経済システム」というような崇高な理念に自らの思想的営為で思い至る契機は、まずあり得ない。「政府を動かすのは市民運動だ」というのが、ラモネさんの持論だという。記事からラモネさんの言葉を抄出する。

 グローバリズムの問題点について。
「社会に競争を持ち込み、人間の連帯を破壊する」
「労賃がより低い国へと産業が移転し、失業が生まれる。すべてのモノは商品として扱われ、環境破壊が進む」

 日本でもそうした破壊がすごい速さで進行中です。

 グローバリズムは産業のみならず、文化の多様性も破壊する。
「英語が、どんな言語にも寄生虫のように浸食している。アメリカにとってハリウッド映画などの文化は、支配の道具だ」

 そういえば、オコチャマランチ狆ゾウの所信表明演説はカタカナ英語のオンパレードだった。そして、ポチ・コイズミがプレスリーのぶざまな物まねでブッシュに媚を売ったのも記憶に新しい。



またまた雑談日記さんの傑作アニメバナーです。

 グローバリズムは「人間が持つ消費への飽くなき欲望」のせい?
「世界の3分の1の人たちは、生存のための最低限の欲望も満たせずにいる。先進国の欲望とは全く違う」

 記者が「でも、あなたにも欲望はあるはず」と問うと
「私の欲望は世界が変わることです」

「政治家とメディアはグローバリズムは良いものだとささやいてきたが、それが残酷で乱暴な社会を生むものだと、人々は気付きつつある」

 マスゴミに毒されているマスゴミ愛好者たちは永久に気付かないだろう。自らがグローバリズムの直接の被害を受ける羽目になったとき、「悪いのは自分だ、自己責任を取ろう。」としか考えないのだろう。

 ラモネさんは自らが社主で編集主幹を務めている月刊誌「ルモンド・ディプロマティーク」(紙版と、日本版も含めたネット版を合わせて30カ国以上で発行されているという。)を、「ロード・ローラー車のような支配的な思想に対する、抵抗の砦」であり、「大衆の知的道具」でもあると位置づけている。その月刊誌も2年前から売れ行きが落ちているという。そのことについて
「世界中の有料日刊紙は、無料紙やインターネットとの競争に苦しんでいます」「生き残ることができるのは分析や考察ができるメディアです。」

 「分析や考察」の全くできない日本のマスゴミは早々に滅びるがよい。
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