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2006年9月4日 ホームページ『「日の丸・君が代の強制」と闘う人たちと勝手に連帯するレジスタンスの会』からの引越し完了しました。
恥を忍んで、自作品の公開

作詞作曲編(1)

赤ん坊のやつめ



 3月以来約5か月間「明治150年、何がめでたい」を続けて更新してきました。これまでも「詩をどうぞ」など時々気安い話題を盛り込んで気分を変える機会を作ってきていますが、そろそろ気分転換をしたいという思いが強くなってきました。
 60年ほども前になるでしょうか、初の甥っ子が生まれました。その赤ちゃんを乳母車に乗せて弟と二人で近くの公園によく出かけました。その頃手慰みに、「赤ん坊のやつめ」という詩を書いて、それに曲をつけてみました。それがきっかけで童謡(?)のようなものをいくつか創りました。また、童謡と限らず詩を創る楽しみを覚えて詩(?)のようなものを書き始めました。

 そのようにして始めた詩ですが、かつて思い切ってその愚作の内2編を 『 詩をどうぞ(19)』で」公開しましたが、今、それらの童謡や詩を全部公開しちゃおうと思い至ったのでした。私の勝手な遊びに気安く付き合ってくださる方がお一人でもおいでになればという気持ちで、思い切って連載をすることにしました。

 ではまず童謡のようなものから始めます。詩を作るようになった切っ掛けの「赤ん坊のやつめ」です。


1
赤ん坊のやつめ
小さいやつめ
花びらみたいな爪はえている
生まれたばかりの生意気なやつめ

2
赤ん坊のやつめ
心もあるのか
ほっぺをつくと顔じゆうで笑う
そんなにうれしいか生意気なやつめ

3
赤ん坊のやつめ
あったかいやつめ
だっこをするとかがやく瞳
見えないくせに生意気なやつめ

4
赤ん坊のやつめ
大事なやつめ
母さんの胸にだかれて眠れ
なんだかこわれそうな生意気なやつめ

(下の楽譜は当時書き留めて置いたものを縮小してアップしてみたのですが、こんなに見にくいものになってしまいました。いずれ新たに書き直してアップし直そう考えています。どうぞご容赦ください。)

akanbou(3).jpg
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恥を忍んで、自作品の公開

作詞作曲編(2)

 なんだか童謡の範疇には入らないような作品になっていきそうですが、この点にはあまり拘らずに続けることにします。今回は二編を公開します。

つきのしずく




1
つきがな
つきが くもまをな
もれてこころに しずくじゃないか

2
あれはな
あれは かあさんのな
とうのむかしに わすれたいつくしみ

3
つきがな
とおい きおくのな
かすむきれまを するりとすべるよ

月のしずく

外は雨風




1
外は雨風 さむいんだぞ
どいつもこいつも さむいんだぞ
おへそのなかまで さむいんだぞ

2
外は雨風 さむいんだぞ
涙が出るほど さむいんだぞ
ほんとに涙が でるんだぞ

3
外は雨風 さむいんだぞ
ほっぺに雨風 あたるんだぞ
涙とまじって しょっぱいぞ

4
外は雨風 さむいんだぞ
満足だらけでも さむいんだぞ
何かが一つ さむいんだぞ

外は雨風
恥を忍んで、自作品の公開

作詞作曲編(3)

 今回も二編を公開します。
 ところで今、学校の音楽の授業で出来の悪い生徒が学んだ中途半端な知識だけで作曲をするなど、どだい無茶な作業だったのだと思っています。今回の2編はその最たるものだったのでしょう。歌詞と曲がうまく合っていなかったのでしょうか、曲に歌詞の割り振りがしてありませんでした。うまく割り振りできなかったのでしょうか。今手元にある子供用の小さなおもちゃのピアノで弾いてみました。そのピアノを弾く力量もいい加減なものだからでしょうか、歌詞と曲がうまくつながりません。もしかしたら知識も力量の確かな人が弾けば曲に歌詞がピッタリ合うのかもしれないと、勝手な予測をして、そのまま公開することにしました。恥ずかしながら、ますますいい加減なことになってきました。この後、一体どうなるのでしょうか。

柿の木



1
柿の実落ちて
柿の木あわれ
枝もたわわな秋の日は
通る人ごと見上げてた
いたずら小僧もねらってた

2
木枯し吹いて
柿の木あわれ
せめて冬の日やわらかく
柿の木つつんで慰めよ
また来る秋にも実れよと

柿の木

落ち葉



1
はらはらと涙落ち葉の悲しさよ
木枯し吹いて吹き落とせ
未練心を吹き飛ばせ
去りゆき心は
明日(アス)の俺にはいらぬもの

2
かさかさと落ち葉ころがる侘(ワビシサ)しさよ
木枯し吹いて吹き散らせ
儚(ハカナ)い夢を吹き散らせ
去りゆく心は
明日の俺にはいらぬもの

3
ぱらぱらと時雨(シグレ)落葉の寂しさよ
雨よ今宵は強く降れ
淡(アワ)い面影(オモカゲ)降り流せ
去りゆく心は
明日の俺にはいらぬもの

落ち葉
恥を忍んで、自作品の公開

作詞作曲編(4)

 今回は残りの三編を一度に公開して、「作詞作曲編」を終わることにします。
 最後の二編「友情の歌」と「俺はお山の一人息子」は、私にとっては、高校時代の親友達との高校卒業後にまで続いた交友の思い出が一杯詰まったとても大事な作品です。出不精で消極的な私に登山(ハイキング)の楽しみを教えてくれたのもその親友達です。

春風




いつの日か 空ろの園に 春風の 忍び渡れり

春風の 優し心に 桜木は 色めき匂えり

麗らかな 桜の園を 乙女子の 終日(シネモス)流離(サスラ)う

乙女子は 薄紅の 光陰(ヒカリ)浴び 物や想える

乙女子よ 愁い麗し そが瞳に 何秘め給う

乙女子よ 黒髪解ければ ほろほろと ほろと花散る

ほろほろと 薄紅の 花舞いつ 嘆きつ日暮る

育みし 同じ心に 花散らす 哀れ春風

春風2>

友情の歌




1
 ああ友情よ
 清き女神よ そのまなざしに
 光たたえて 近づきたまえ

2
 ああ友情よ
 友らのまなこ さし向くところ
 満ちてあふるる 友情のさち

3
 ああ友情よ
 青春の日の 永遠に終わらぬ
 尊き証し いとしき女神

4
 ああ友情よ
 あてどなき夜の もの憂い生も
 おんみの光に 望みを戻す

5
 ああ友情よ
 我らが生の 朝のかがやき
 今こそ歌おう 友情の歌

友情の歌2>

俺はお山の一人息子




1
俺はお山の一人息子
お山に愛でられお山に叱られ
お山の中で育つのさ

2
俺はお山の一人息子
お山で笑いお山で泣いて
お山に悩みを語るのさ

3
俺はお山の一人息子
お山は冷たくお山は寂しい
お山は俺を試すのさ

4
俺はお山の一人息子
お山に甘えてお山を畏れて
お山に抱かれて眠るのさ

5
俺はお山の一人息子
お山はおふくろお山はおやじ
お山は俺のふるさとさ


俺はお山の一人息子2
恥を忍んで、自作品の公開

作詞作曲編(5:最後の一編)

 前回、「残りの三編を一度に公開して作詞作曲編を終わることにします」と書きましたが、もう一編大事な作品がありました。

 「赤ん坊のやつめ」から初めて「俺はお山の一人息子」で終わった作詞作曲のお遊びは、私が16歳ころから20歳ころまでの事でしたが、その四年ほど後に、これはお遊びではなく、真面目に作った「君しあわせか」と題する一遍があったのでした。この一遍をご覧いただいた高校音楽の先生がとても褒めて下さいました。多分この方が混声四部合唱に編曲して推挙なさったのだと思いますが、なんと十年ほど後に「君しあわせか」が高校の音楽教科書に載り、NHKの高校音楽講座で取り上げられたのでした。NHKから著作料が送られてきてびっくりしました。

 姿形も変えて、一度は広く公開された作品ですから、今さら私の手で公開することを躊躇しましたが、このまま埋もれたままにしておくのも勿体ない気が高じてきて、これを私の手で公開してしまおうと決めました。次の作品です。

君しあわせか




1
 夜のしじまを打ち砕くよな
 汽笛がひとつまたひとつ
 ぼくの心を君は知らずに
 ふるさと恋しと帰って行った

2
 重い夜空にきらめく光
 星屑ひとつまたひとつ
 君の住んでる雪の町まで
 せめて幸せ届けておくれ

3
 深い闇から天使のような
 粉雪ひとつまたひとつ
 君の便りか雪国からの
 母となりしか君しあわせか


(次の楽譜は教科書からの転載です。)

君しあわせか12 君しあわせか22